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先週、知り合いのご紹介でスリランカに視察に行ってきました。
主に、不動産開発や投資プロジェクト現場に行ったり、現地で展開している日本食レストランの状況などをヒアリングしてきました。
今回、次回と、簡単にスリランカの現状を見てきたままにご報告します。
1.スリランカ概要
島国だということは理解していましたが、面積がおおよそ北海道の8割台湾と同じ程度の大きさです。
人口は2,000万人で、決して大きい国ではありません。
一人当たりの国民所得は3,385米ドルで、アジアの新興国である
インド 1,584米ドル
ベトナム 2,072米ドル
フィリピン 2,934米ドル
よりも生活レベルは上に位置します。
また地勢的には、アジアと欧州・中東を結ぶ航路に位置していて、海運の物流拠点としては良い場所で、港湾に対する投資が最近積極的になっています。
2.投資環境
元英国植民地ということもあり、法律は英国風である程度整っています。
外資100%の企業設立も認められており、投資した後の本国送金などにも制限がありません。
その意味では、日本人からすると投資しやすい環境は整っているといえます。
インド・パキスタン両国とはFTAもあるので、スリランカを生産拠点とすればこの両国に対する輸出には関税がかからず有利な状況が作れます。
3.労働者の評価
識字率は高く(92%)、労働者の質には定評がある。
これまでは欧米高級ブランドの既製服の生産拠点として有名。
英国公認会計士は世界で2番目に多く、会計のアウトソース先としても利用されている。
その割には、まだまだ労働コストが安く中国の3分の1、ベトナムなどよりもまだ安い水準である。
4.インフラ
インフラは、まだまだ整備中で、主要都市に高速道路が通り始めたところです。
電気、水道などのインフラもまだまだ弱いので、この辺りは誰の資本でインフラ整備を進めるかというところが大きな課題です。
たぶん時間が経つと、中国資本が進めてしまうのではないかと感じました。
5.観光立国
これは、私には全くイメージがなかったのですが2013年には有名ガイドブックロンリープラネットで訪れたい観光地のNo1に選ばれるほどの観光地。
それほど大きくない島国ですが、世界遺産が文化遺産6か所、自然遺産2か所と8か所も存在します。
そして、欧米人のリゾート地として利用されることが多いところでした。
次回は、案内してもらったビーチリゾートホテルなど実際に日本人が投資をしている現場をご紹介したいと思います。
株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一
無料で資産運用の相談をしてみたい方はコチラ
↓
http://abvom.biz/brd/archives/ahwxrr.html
具体的な老後資金のプランニングをしたい方はこちら
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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
主に、不動産開発や投資プロジェクト現場に行ったり、現地で展開している日本食レストランの状況などをヒアリングしてきました。
今回、次回と、簡単にスリランカの現状を見てきたままにご報告します。
1.スリランカ概要
島国だということは理解していましたが、面積がおおよそ北海道の8割台湾と同じ程度の大きさです。
人口は2,000万人で、決して大きい国ではありません。
一人当たりの国民所得は3,385米ドルで、アジアの新興国である
インド 1,584米ドル
ベトナム 2,072米ドル
フィリピン 2,934米ドル
よりも生活レベルは上に位置します。
また地勢的には、アジアと欧州・中東を結ぶ航路に位置していて、海運の物流拠点としては良い場所で、港湾に対する投資が最近積極的になっています。
2.投資環境
元英国植民地ということもあり、法律は英国風である程度整っています。
外資100%の企業設立も認められており、投資した後の本国送金などにも制限がありません。
その意味では、日本人からすると投資しやすい環境は整っているといえます。
インド・パキスタン両国とはFTAもあるので、スリランカを生産拠点とすればこの両国に対する輸出には関税がかからず有利な状況が作れます。
3.労働者の評価
識字率は高く(92%)、労働者の質には定評がある。
これまでは欧米高級ブランドの既製服の生産拠点として有名。
英国公認会計士は世界で2番目に多く、会計のアウトソース先としても利用されている。
その割には、まだまだ労働コストが安く中国の3分の1、ベトナムなどよりもまだ安い水準である。
4.インフラ
インフラは、まだまだ整備中で、主要都市に高速道路が通り始めたところです。
電気、水道などのインフラもまだまだ弱いので、この辺りは誰の資本でインフラ整備を進めるかというところが大きな課題です。
たぶん時間が経つと、中国資本が進めてしまうのではないかと感じました。
5.観光立国
これは、私には全くイメージがなかったのですが2013年には有名ガイドブックロンリープラネットで訪れたい観光地のNo1に選ばれるほどの観光地。
それほど大きくない島国ですが、世界遺産が文化遺産6か所、自然遺産2か所と8か所も存在します。
そして、欧米人のリゾート地として利用されることが多いところでした。
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