23日のEU離脱の是非を問う英国の国民投票を控えるなか、日米の中央銀行が現行の金融政策を据え置いたことで、外為市場で円高ドル安が進み、16日には前日比485円安と急落しました。
基本的に、市場エネルギーが乏しいなか、さして大きくはない売り物に押された格好です。
ただ、裁定買い残は低水準にとどまっていますので、大きな売り圧迫にはなりません。さりとて、買い上げる材料にも乏しい状態ですので、英国の国民投票の結果が出るまでは、日経平均は小幅なレンジの動きが続くとみています。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)