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若者は将来の為に貯蓄をどのようにすべき?
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若者は将来の為に貯蓄をどのようにすべき?

2017-06-30 00:11
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     こんにちは、梶原真由美です。


     先日、ある転職サイトのマネーコラムの取材を受けました。

     取材で受けた質問の中で
    「20代~30代はどのように貯蓄をすべきかを教えてください」
    といったものがありました。

    (というか、貯蓄術的なテクニカルな質問ばかりでした)


     私が話した内容は、20代が数万円の貯蓄に精を出したところであまり意味
    がなく、そのお金を使って自己投資をしたほうが良い。です。

     これにはもちろん理由があるのですが、最近読んだ本で明快に説明してくれ
    ている本があるのでご紹介します。


     橘玲著 幸福の資本論


     本文では冒頭で

    「ひとは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされ
    ているわけではない。」

    とし、だからこそ幸福になるための戦略を持って生きることが重要だと語られ
    ています。

     そして「幸福に生きるための土台」を以下の3つのインフラで設計すれば、
    誰でも「幸福の条件」を手に入れることが出来るとしています。


    ・幸福の条件
    (1)自由
    (2)自己実現
    (3)共同体(絆)

    ・3つのインフラ
     金融資産=自由
     人的資本(働いて稼ぐ力)=自己実現
     社会資本=共同体(絆)

    更にこの3つのインフラを使って
    ・人生の8つのパターンを説明しています。

    貧困・・・3つのインフラを何も持たない。
     主にプア充が社会資本を失って転落する。

    <プア充>
     社会資本のみを持っている、田舎のマイルドヤンキー等、
     「イツメン」(いつものメンバー)と「友情」や「地元愛」で楽しく生きて
     いく。

    <リア充>
     金融資産は無いが、高収入を得られる職業(人的資本)と友達や恋人(社会
     資本)がいる。

    <お金持ち(投資家/トレーダー)>
     人的資本と金融資産はあるけれど友達がいない(社会資本がない)タイプ。

    <旦那>
     金融資産と社会資本を持ちながら働いていない。気前よく財産をバラ撒く人
     気者。

    <退職者>
     金融資産だけ持っていて、人的資本も社会資本も持たない、イメージは独身
     の退職者。

    <ソロ充>
     人的資本だけあって金融資産と社会資本を持たない。結婚に興味なく、稼い
     だお金は自分の趣味等に使う。

    <超充>
     金融資産、人的資本、社会資本を誰もがうらやむような水準で持っている人。
     あまりいない。


     みなさんはどれに該当するでしょうか?
     または、どのパターンで生きていきたいでしょうか?


     本書内はこのように続きます。

    「資本をひとつしか持っていないと、ちょっとしたきっかけで貧困や孤独に陥
    るリスクが高くなる。」

     それは例えば
    「退職者」が金融資産を騙し取られたり
    「プア充」が友達を失ったり
    「ソロ充」が失業したり・・・

     つまり、いかに3つの資本を戦略的に保有し成長させていくかを考えること
    が幸せになるためには必要だというアイデアです。


     ここで冒頭に話を戻します。

     なぜ若い間にコツコツ貯蓄をすることがナンセンスなのか?

     金融資産と自己資本は、逆の相関を形成します。
     自己資本を市場に提供し続けることによって金融資産は増加していきます。
    (働いて稼ぎ、貯蓄・運用をする)

     しかし若い間は、自己資本を市場に提供しても稼げる金額はそう多くはない
    のが普通です。
     であるならば、若い間にすべき事は自己資本を高め稼ぐ力に加速度をつける
    ことが重要なのではないか?
    (生涯年収を増やすために、自分の市場価値を高める)
    と考えています。

     また社会資本の形成も重要です。
     よくある話ですが、退職者・失業者が次の職を見つけるきっかけは
    「じゃあ、ウチの会社に来るか?」といってくれた知人だったという話はよく
    聞きます。

     これも貧困に陥らない為のセーフティーネットに社会資本が役立つといった
    例だと思います。


     若者は節約の為に友達や同僚の誘いを断り、本も映画も見ずに毎月数万円を
    貯蓄するならば、社会資本や自己資本の質や量を高める為にそのお金を使った
    ほうがいいと思うのです。

     こう考えると、20代が株式や債券を保有し、金融市場を通じて社会を学ぶ
    ことは自己資本にも金融資産にも良い影響を与える事が出来るので効率的だな
    と思いました。


     私がここでご紹介したのは一部内容のみで、本書ではより深く3つの資本に
    ついて説明されていたり、後半部分では具体的に3つの資本をどう活用してい
    くかが説明されています。


     とても面白い本だと思いましたので、ご興味持たれた方は読まれてみてはい
    かがでしょうか?


    株式会社マネーライフプランニング
    パートナーCFP(R) 梶原 真由美


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    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
    ては御自身の責任と判断で願います。)

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