• このエントリーをはてなブックマークに追加
9月相場のポイント
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

9月相場のポイント

2017-09-06 02:27
    acbddadacf3b21a4d7e1b42c1a2e0da0_s.jpg


     8月相場で中小型株優位の展開が続いてきた株式相場は9月相場入りでやや変化の兆しが見えつつあります。

     調整気味に推移してきた日経平均がようやく反転の動きを見せてきたこともあり、上昇一途のJASDAQや東証2部指数をリードする銘柄群に加えて主力銘柄も復活の動きが期待されます。


     9月相場では高配当利回り銘柄などを中心にした主力銘柄の活躍が期待されます。
     とりわけ政府保有株の第2次放出が見込まれる日本郵政(6178・株主数50万人)株及びグループ2社(ゆうちょ銀行、かんぽ生命)の株価が堅調な値動きに変わってきたほか、日産自(7201・株主数30万人)、NTTドコモ(9437・株主数25万人)、三井住友FG(8316・株主数28万人)などの配当利回り4%前後の銘柄群に関心が寄せられます。

     低金利時代で多くの投資家は高い配当利回りを求めて投資対象を模索しています。これらの銘柄は確かに現状において高配当利回り銘柄には違いないのですが、将来の業績が不透明であるとか様々な要因で株価はインデックスと連動する形で停滞気味に推移してきましたが、9月はそうした銘柄群にも多少は関心が集まるものと期待されます。


     一方で中小型株もJASDAQ指数の高値更新に見られるように堅調な推移が引き続き期待されます。これも高配当利回り銘柄が中心となるほか、好需給の下、材料株が折に触れて物色される展開が続くと期待されます。

     8月後半から9月1日にかけ本メルマガに情熱投資家が取り上げた山王(3441)の株価が急騰を演じましたが、評価が定まらない中で乱高下しながら徐々に適正な評価がなされるものと期待されます。

     こうした現在の業績ではない特許などの材料性が関心を呼ぶ展開が潮流となりそうです。


     リスク要因は相変わらず北朝鮮情勢です。再び核実験実施が伝えられ9月9日にかけますます緊張感が高まるものと考えられます。

     そうした中ではありますが、本日は相川伸夫氏がまた渾身の報告を寄せています。山王株急騰の興奮冷めやらぬ中で東北特殊鋼(5484)を取り上げています。

     また、いよいよ9月10日にまぐまぐ主催の講演会が開催されますが、講師陣の一人でもあります私も皆様とお目にかかれますことを今から楽しみにしております。会場では定番の投資手法を駆使しての株の楽しみ方をお話したり、直近のIPO銘柄の話で盛り上がることにしています。
     日曜日の貴重な午後ですが、ぜひとも足をお運び頂きましたら幸いです。


    (炎)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


    honoh_01.jpg
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。