みなさま、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年末年始は、家で新しく出版する予定の書籍の執筆作業を進めていました。
テーマは、家計のバランスシートの利用についてです。
またリリースされたら、内容などのご紹介もできると思います。
さて、その執筆のために参考図書として
となりの億万長者 ― 成功を生む7つの法則
2013年トマス・J・スタンリー著
http://amzn.to/2D2LIdG
(この本では、アメリカの億万長者を研究し、発表している本です。)
という書籍を読みました。その中に「期待資産額」という考え方が出てきます。
これは、あなたがしっかりとこれまで蓄財に成功してきたかどうかを計る指標です。
具体的には下記の公式になります。
期待資産額=年齢×年収/10(ただし、遺産で相続した分は除く)
例えば、あなたが30歳で年収400万円であれば、
30歳×400万円/10=1,200万円
を保有していれば、お金持ちの資質があるということになります。
40歳で年収600万円であれば
40歳×600万円/10=2,400万円
が期待資産額になります。
この場合の資産は、不動産など所有している場合には、純資産の額(資産から負債を引いたもの)で考えます。
皆さんも計算してみましょう・・・
結構ハードルの高い金額だと思いませんでしたか?
この本の中では、「期待資産額」の2倍を超えて資産を保有している人を蓄財優等生、「期待資産額」半分も資産を持っていない人を蓄財劣等生と位置付けています。
お金持ちを目指す人は「期待資産額」の2倍、お金持ちに興味がない人でも最低でも「期待資産額」の半分くらいの資産額を目指してみてはいかがでしょうか?
そして、この本の中では、蓄財優等生は
・倹約家
・資産に関する目標・計画を持っていること
・普段の家計を把握していること
・家計を考える時間を持っていること
という特徴を持っていることが書かれています。
もし、あなたが蓄財優等生を目指すのであれば、このようなポイントに気を付けて本年をお過ごしください。
株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一
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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)