今回は、最近読んだ本のご紹介です。
私の尊敬する経営者の方から薦められました。
この本の中では、人の考え方や行動のタイプについて
「ギバー(与える人)」
「テイカー(奪う人)」
「マッチャー(与えるとの取るのとバランス重視)」
の3パターンに類型化してます。
そしてどのパターンの人が、成功しているかというと
1.ギバー(他者志向型)
2.マッチャー
3.テイカー
4.ギバー(自己犠牲型)
という順番で、人生で一番上手くいくタイプも、一番上手くいかないタイプも
「ギバー(与える人)」であるという研究結果になったそうです。
私も、仕事上多くの人と知り合い、お付き合いさせてもらっていますが、
感じが良くて仕事も人生もうまくいっている人は、例外なく
「ギバー(与える人)」の要素を強く感じます。
一方で
「テイカー(奪う人)」は、すぐにその考え方が周囲に露見してしまうので、
長期的にはあまり上手くいかないように見えますし、
「マッチャー(与えるのと取るののバランス重視)」の人は、そこそこ止まりに見受けられます。
そして気になるのは、成功から一番遠い存在にあるのも「ギバー」(自己犠牲型)の人だという事です。
この本の中では
1.ギバー(他者志向型)
4.ギバー(自己犠牲型)
との差は、両者とも他者貢献(他者利益追求)の立場を重視しながらも、1のグループは自己の利益もしっかりと追及していること、4のグループは自己の利益追求に対しての意識が低いということにあるようです。
つまり、1のギバーは
他者(周囲)に貢献することを通じて、全体のパイや収益を向上させて、
結果的に自分の取り分を多くする
というイメージで貢献しているのに対して、
4のギバーは、自分の取り皿から、他人に中身を分けているだけに過ぎないので自分が苦しくなる
という結果になってしまいます。
私も日ごろから、1のギバー(他社志向型)の存在でありたいなと思って、
努力をしていますが、
1.ギバー(他社志向型)のタイプに出会うのは、本当に限られています。
大概の方は2.マッチャー的な考えで動いているのではないでしょうか?
そしてあなたが、もしも1のギバーとして成功したいと考えるのであれば、
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アダム・グラント著
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を一読されることをお勧めします。
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代表取締役 小屋 洋一
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