まずはワールドカップ・ロシア大会での日本チームの活躍。素晴らしかったです!
 薄氷を踏むような2位通過でしたし、決勝トーナメント初戦(対ベルギー戦)では敗退となりましたが、後半に2点目が入った時には夢を見ているようでした。
 ベスト16に残っただけでも素晴らしいことで、親善試合などを通じても選手の能力や意識に変化があったのでしょう(^^)


 時代は変わりつつあります。
 日本の国会議員、地方議員の皆様も時代の流れを感じていただき、後援会への利益誘導などと言う「情けない仕事」に終止符を打ち、誇りを持てる仕事に邁進していただきたいと願っています。道路や橋を作る仕事は行政に任せて、本業である将来へのビジョンを示すための立法に専念頂きたい。
 とは言え、任せっきりで、権力者への忖度ついでに天下り先拡充や腐敗に精を出されても困りますけど。


 さて、3月期決算企業の株主総会も済み、次の一手を求める投資家に応えられる企業は何処になるのか?

 投資をするに際して、株主総会が最も集中する先週後半にコソコソと総会を開催するような経営で、株主との対話や開示、株主還元に消極的な経営に終始する会社は敬遠したいところです(苦笑)。
 お付き合いがあった会社の中でも「ガバナンスって言葉をご存じ?」と聞きたくなる会社もありました。その殆どに年功序列、老害、しがみ付き・・・と言う経営が色濃く見られます。

 やはり株式投資に際しては、親会社からの天下りや安易な社内指名で選ばれたトップなのか否か、しっかりした経営ビジョンを自身の言葉で語れているか否か・・・等々を調べるのは大事です。


 ところで先日の日経新聞で「元本確保型」という金融商品を某メガ銀行系で売り出すとの記事を見ました。

 まるで運用の新時代が来たかのような書きぶりでしたが、あれは記事と言うより広告でしたね。だって「元本確保型」(満期時には最低でも元本が返ってくると言う意味)なんて商品は昔からありますし、それら大半がコスト倒れ(金融機関の収益)となり、満期を迎えてみたら元本が返ってきただけ・・・なんてことが多く、期待通りのパフォーマンスを出した金融商品など殆ど記憶にありません。

 企業も金融商品も(見栄えでは無く)本質・実態を確認しなければ安易に手を出してはいけません。金融商品とは金融機関が儲けるために作られた商品ですから、手が込んでいるほどコスト高になっているはずとお考えください。


 それにしても先月後半からの株式市場の下落、特に今週に入ってからの下げは酷いものです。買う側の投資家層が薄いですからファンドが空売りを仕掛けると、あっという間に指数が下がります。プットの売買が積み上がっていましたので気になってはいましたが、恐らくはトランプ大統領の無茶な発言を期待して?売りのタイミングを計っているかのようです(苦笑)

 大手金融による個別株へのショートや、指数を使ったディーリングゲームには注意しないといけません。


 とは言え、このように混乱している時が投資の機会ではないかと考え、石川臨太郎さんの投資情報で得た設備投資銘柄も少し仕込んでみました。

 また、海外投資についても海外株のインデックス投資は続けています。国内資産だけでは成長に期待できませんし、身勝手なナルシシスト大統領もそろそろ打つ手が無くなってくるでしょうから、秋にかけて残るは経済対策くらいしか無いのでは?と考えているからです。


(街のコンサルタント)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)