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悲惨な状況下の昨年IPO銘柄
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悲惨な状況下の昨年IPO銘柄

2018-08-22 23:07


     「忘却とは忘れ去ることなり・・。」


     昔、聞いたことのあるラジオドラマ「君の名は」での冒頭のナレーションです。

     あれほど一時燃え上がった上場企業と投資家の関係もすべてが忘却されて、忘れ去られた結果、株価は高値の半値以下に落ち込み、なおも底を模索する状況が随所に見られます。

     特に投資家の期待を裏切り、業績を下方修正したような銘柄には容赦のない売り方悪玉菌が攻撃をかけてきます。

     もっと冷静にみれば投資価値はあるのにと思う日々ではありますが、これも現実。どこまで下げるのかと忍耐強く見守ることにしたいと思います。


     IPO時は概ね、どの銘柄も過大な評価がなされがちです。
     需給によってつくられた株価は運用成果が期待できないとなれば売りが売りを呼ぶことになります。どこまで下げるのかはこれも市場での需給に基づきます。あとは時価総額の下限をどこに置くかになります。

     短期的な期間利益が投資家の期待より落ち込んだら、一定水準まで株価は下落することは自明のことですが、企業価値の本質をどう見るのかが下値を探るポイントとなります。


    株価には行き過ぎがつきもの。

     短期的にはネガティブでも長期的にポジティブなら長期スタンスの投資家には出動のチャンスが出て参ります。


    【2017年IPOの長期低迷銘柄】

     2017年IPO銘柄の中ではズーム(6694)が昨年12月の高値3540円から先週の安値1290円へと3分の1近くまで下落。
     今12月期の経常利益を433百万円から267百万円に下方修正したためですが、公開価格1520円も下回り、既に未知の世界に突入。本年初に打ち出した中期計画はまだ生きているのか近く取材を予定しています。

     上場後の株価の変動から今後も上にも下にも行きやすいものと推察されますが、いくつかの疑問点が払拭できれば皆さんにGO!!サインを送れるものと思います。


     また、昨年7月にIPOしたクロスフォー(7810)も同様。
     前7月決算の大幅下方修正で2分割実施後の株価は急落しています。昨年の上場来高値905円(2分割換算後)から325円までこれも3分の1近い水準まで下落しています。これでは何のために上場してきたのと言われてもおかしくありません。

     同社の場合、オーナー経営の良さはあります。創業者である土橋社長は業界でもユニークな存在。アイデアも豊富でその手腕で、前期の業績面での投資家との信頼関係が、今期業績の回復で取り戻せるかになります。
     やや安易に行った印象のある前期の株主優待制度が株価を一時的に高めてしまいましたが、これからは粗利率の高い海外での販売を中心にした売上拡大が期待されるものと考えられます。

     2015年7月期の経常利益10億円から2億円台まで落ち込んだ後の大幅な経常増益のパターンが現実に期待できるかどうか、本当に信頼回復できるまでにはあと2年の歳月が必要になるのかも知れませんが、現状の株価水準(330円前後)がなおも割高感のある水準だという投資家の意見もありますが、2分割換算後の公開価格365円を下回ることもあり、業績回復に向けた施策が今期は様々に打ち出されるとの期待もあります。
     何よりも悪玉菌のような空売りが闊歩してきましたので、それが払拭できればと市場でのセンチメントも変わるものと考えられます。

     9月14日には前期決算の発表を予定していますが、そのあたりでビッグサイトでの展示会に出展を予定しています。
     私もその際に取材を試みる予定です。

    *有料メルマガでは両社のほか投資チャンスの巡ってきた個別銘柄の動向についてお伝えしますのでお楽しみください。


    (炎)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)



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