年金問題はついに老後の生活資金が2000万円必要との話になってきました。年金制度に不安を覚える皆さんに自ら積極的に年金づくりを行ってもらいたいと考え、過去様々にコンテンツを提供してきた本メルマガの一員としてもこの話を聞いて気が引き締まる思いです。
そもそも株式啓蒙メルマガ「億の近道」のコンセプトは自助努力で億の金融資産を創ることにありました。1億円の資産づくりではなくその5分の1の資産づくりなら容易いのではと、この金額を聞いてむしろ楽観的に考える次第です。
そもそも100万円程度のお金を持つまでの最低限の貯蓄努力はしないとなりません。その100万円を毎年2倍にすれば7年間で1億円になるというのが夢のような億の近道のコンセプトではありますが、その実現には紆余曲折があることは事実です。
相応のリスクテイクをし続ける必要があるのですから目標達成には忍耐が求められます。
一方、コツコツと貯めた100万円の運用資金を10年程度をかけて2000万円にするには、年間2倍にするという目標は不要で、年間40%程度の成果があれば良いことになります。
これが20年ならもっと低い期待利回り(15%程度)でもOKです。
とは言え、長期に安定したリターンを確保するはむしろ難しいのかも知れません。株式相場は短期的には思い通りならないからです。
つまり、年率40%の成果が続くと複利で9年後には2000万円になる訳です。何かと物入りの働き盛りの時期には難しい相談なのかも知れませんが、50歳程度から100万円から始めることもできます。
100万円⇒1年後140万円⇒2年後196万円⇒3年後274万円⇒4年後384万円⇒5年後538万円⇒6年後753万円⇒7年後1054万円⇒8年後1476万円⇒9年後2066万円
年率平均20%の成果なら17年後には100万円は2000万円を超えることになります。
年率40%や20%の運用成果は難しいとあきらめては勿体ない。
市場には絶えず株価が2倍、3倍にもなる銘柄が存在していることも事実。
こうした銘柄を見出す小さな努力とリスクテイクする多少の勇気が求められていることを肝に銘じて頂ければと思います。
(炎)
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