■第4回■
サラリーマンを卒業してから、なぜかサラリーマン時代のように、朝早く起きることができなくなりました。寝坊をすることが多くなったのです。
サラリーマン時代は、朝早く目が覚めるのは、歳を取ったせいだ。爺さんになったから早起きになったと思い込んでいました。しかし、そうではないことに気がつきました。自分のことでも良くわからないことが多いです。
どおも、自分は自分が考えているよりも、まじめで責任感が強いから、株式投資など資産運用にかまけて、寝坊して、会社に遅刻をしてはいけないと、朝早く目が覚めていたのだ。「なんて自分はまじめで、責任感が強い男だったんだろうと」と、自分を大いに見直したりしていました(爆笑)
しかし、上海の株式市場の急落をトリガーとして始まった世界同時株安に遭遇し、真剣に株式相場と向かい合った時、日常に張りができ、とても精神的には緊張を強いられましたが、充実した日々をすごせている自分に、あらためて気がつきました。
当面は、株式市場の方向性を確認しなければ、大切な老後資金を株式市場に放置して減るに任せるわけにはいきません。そこで一時的にキャッシュポジションを50%以上に高めました。しかし、これだけの資金を遊ばせておくのはもったいないので、去年株式市場に振り回されながらも、実践でいろいろ修練を積んでいたデイトレードで、毎日1万円から3万円くらいを稼ごうと思い立ちました^^;
新卒の就職活動は売り手市場となって、バブル期以上の青田刈り状態とは聞いていますが、中年の親父の就職活動はとても厳しくて、サラリーもとても低いです。それならば、いままで鍛えてきたトレード能力を生かして、日々稼いだほうが、よほど収入は高くなります。特に世界同時株安においては海外、特にアメリカ市場の上げ下げに、相変わらず付和雷同する日本市場の現実があります。危なくってオーバーナイトで株式市場にお金を置いておくのは不安です。
そこで、あまり欲張らず、サクッと毎日1万円程度を目標に、市場とコミュニケーションを図りながら、自分株式ファンドの今後のポートフォリオを再構築する作業を進めることにしたのです。
厳しい妻からは、ノミの心臓だから、海外市場の動向が気になって、朝早く目が覚めるだけだという、かなり正確な指摘を受けもしましたが、サラリーマン時代のように朝早く、自然に目が覚めるようになりました。
実際に日々の取りデイトレードで1万円から10万円程度コンスタントに利益を上げられるようになると、稼いでいる、働いているという実感と喜びも湧いてきます^^;
デイトレードだと、市場が開いている間は株式市場と向き合っていないとまずいので、家事については奥さんに任せて、まじめで勤勉な投資家(投機家かも^^;)として一月を充実して過すことができました。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)