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NISAに思うこと
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NISAに思うこと

2020-10-20 16:11
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     5年間で年間120万円の非課税枠のあるNISAです。
     総額600万円の投資が期間内に税金が免除されるので人気です。

     キャピタルゲイン課税とインカムゲイン課税が両方とも対象です。
     通常は20%の税金がかかることを考えると大きな恩恵です。


     本日はNISAの活用について思うことを書きます。


     5年という期間で投資を長期でデザインをする姿勢が大切なのではないでしょうか。
     逆に言えば、以下のような「拙速な」株式投資はやめておくのが賢明です。


    -NISA投資に向かないもの-


    1)今年になってすでに株価が倍になっているような調子のよすぎる銘柄は来年以降に失速する懸念が大

    2)あまりにも高い配当利回りの銘柄は構造不況業種であり、長期ではキャピタルロスの可能性が大

    3)今期に大幅増益となるような足元のモメンタムが強すぎる銘柄。来年以降にモメンタムが悪化し人気の圏外となる懸念が大


     このような銘柄群を避けることで大きなキャピタルロスの可能性を少しでも減じておくのがよいのではないでしょうか。


     さて、ほとんどの機関投資家は短期の運用であるため今年調子のよいものを購入しています。そして個人投資家も短期投資の方が多いので、高値銘柄が人気化します。
     ところが彼らはこぞって来年になると全く違うものを物色します。物色の対象はその時あがっているものです。

     そういうブーム株や「旬の株」はNISAにはそぐわないでしょう。

     作戦としては、今は全くダメだが数年後には大丈夫だろう、というものの方がキャピタルゲインの見通しが立ちます。人気が全くないが後になって出てくる。すると株価も数年後に評価されているはずです。

     よい時も悪い時も着実に増収になっているような企業は長期投資(あるいはNISA)に向きます。長期投資に向く銘柄とは株価変動率が低いものです。かといって減配や赤字には滅多にならないものが狙い目です。


     私がお勧めしたい投資対象は

    1)長期的な展望があり来年以降に売上の増加が見込めること

    2)不況になっても無配に転落しないこと。できればDOEの方針を守る企業

    3)現在の株式のバリュエーションも前期や前々期でPERならば20倍以内であり市場で人気化していないこと。あるいは現在の配当利回りでも1%以上はあること

    です。

     DOEは配当の方針で自己資本の大きさに一定の比率をかけるものです。
     毎年の利益は大きく変わりますが、DOEの比率に応じる配当は大きく変わりません。

     NISAの期間に運悪く不景気が来てもDOEならば配当分の非課税が適用できます。

    1)の条件が最も重要です。2)の条件もあった方がよい。3)の条件はできればあった方がよいがあまりこだわる必要はない程度の条件です。銘柄によるからです。

     具体的には商社株などが面白いと思います。
     配当がDOEであり資源価格の動向ですが現状はやや低位と思われるからです。つまりリバウンドが期待できそう。
     あるいは大手不動産屋鉄道のようにテレワークで痛い目にあっている企業も狙い目かもしれません。ニューヨークのロックダウンで痛手を受けたSUBARUなどは人気の圏外ですので長期で高い配当が狙えると同時にキャピタルゲインも狙えるはずです。


     いまたまたま状況が悪い企業であっても、数年後によい状況になるような企業はキャピタルゲインと増配の両面でお得になります。


    (山本潤)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)
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