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2020年も10月に入り、残すところもう3か月も無くなってしまいました。
現段階でもコロナの影響は社会のいたるところに散見しますが、少なくとも株価の上では、日本も米国も3月のコロナショック以前の株価の水準に戻ってきています。
私もお客様にアドバイスを行う立場として振り返ると、お客様には3月10日の時点で、
「相場の上下で一喜一憂しないように。今回の下落も株式市場ではよくある調整の一つだと捉えるのが賢明です。」
「こういう下落時には、しっかりとポートフォリオのリバランスを行う事で(株式を買い増して)市場の変化に合わせる」
という事を述べています。
その後具体的には3月末から、お客様に上記内容を説明しながらリバランス(株式購入)作業を行っていきました。
多くのお客様は、素直にリバランスに応じていただき、その時に購入した株式は現段階で20%近く上昇している状況です。
ちなみに
米国NYダウ 21,917ドル(3月31日)⇒28,679ドル(10月13日) 30%上昇
TOPIX 1,403(3月31日)⇒1,643(10月14日)17%上昇
となっています。
やはりこうした大幅な下落時のリバランスは有効なのだと感じる次第です。
一方で、3月末にリバランスの提案を行ったにもかかわらずなかなか実行できずに今まで来てしまったというお客様もいらっしゃるのが事実です。
こうした方も、株価が戻ってホッと一息ついているのだとは思いますが、金融資産を長期的に増加させるという意味では、効果的ではありませんでした。
現在の状況を見ているとNASDAQを中心に、ハイテク株がバブル化しそうな懸念も見受けられますが、こちらもバブルで大きく株価が上昇するようなことがあればまたリバランスでウェイトを落として対応するという事が相場の上下に一喜一憂せずに資産を形成していく手段だと考えます。
株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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