有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=コラム「2018年は波乱もあると考えて油断せずに資産の成長を目指す」=
(有料メルマガ第465回・2018/1/9配信号)
※2018年1月現在の内容です。留意してお読み下さい。
【前略】
いよいよ2018年の株式市場がスタートしました。
株価が上がるためにはどのようなカタリスト(=触媒)を持つことが有効なのか。2017年の自分の運用成績を大きく引き上げてくれた企業の株価の動きやウォッチしている企業の状況をチェックしなおしました。
一番有効で、どのような業種の企業でも株価を上げる要因になったのは…
【中略】
この2つのカタリスト(=触媒)が株価の上昇に効果が高いということが確認できました。
なんどもこのコラムで指摘してきたことですが、株価が上がるために必要なことは、その株を買いたい投資家(=正確には投資家の人数と買う資金額の総和)が売りたい投資家(=正確には投資家の人数と売る額の総和)より多いことが必要です。
業績が良くなり株価が上がりそうだと、買いたい投資家が増えるので上がる可能性が高くなります。そして優待の権利月が近づいてくると、その株を買いたい投資家(=正確には投資家の人数と買う資金額の総和)が売りたい投資家(=正確には投資家の人数と売る額の総和)より多くなることは、過去の経験から考えてみれば当然のことです。
【中略】
株価が上がる上記のカタリストを二つ持っている3月の優待銘柄に投資するのは、失敗を少なくできる投資作戦だと考えています。
ただ、今年は去年とは違って波乱が起きる可能性も増えてきます。
必ずどこかでリスクオフが起きると考えて、準備を怠らないことも大事だと思っています。
特に今年は1月4日の大発会に日経平均225が741.39ポイントも上げ、5日も208.2ポイント上昇と連続で大きく上げたので2日で949.59ポイントも上昇しました。この勢いはしばらく続くとしても、どこかで一休みが起きると思います。節分天井になるかもしれないと思う投資家が増えると予想しています。
そして、過去に大きな波乱が起きた時に私がホールドを続けることができて、その後の株価リバウンドで投資額を増やせた企業をじっくりと見直しました。今年も、もし波乱が起きて株式市場が暴落し、投資していた企業の株価が大きく下げても、株価が回復するまで耐えて持ちつづけることができた上記の企業の特徴を思い返してみると、私の場合は次のような3つの要件を満たしている企業がほとんどでした。
【中略】
投資家が株式市場から一斉に投資資金を引きあげるリスクオフが起きると、業績や資産の内容にかかわりなく玉石混合で、ほとんどの企業の株価が大きく下がります。
去年は一年間を通じて、大きな下落はおきませんでしたが、2018年もそのような順調な投資環境が続くとは限りません。日経平均225が2018年の年末に大きく上げて、マネックス証券が発表している日経平均225が3万円に近づいていくにしても、それまでの間に大きな下落の時があると覚悟をしていたほうが良いと考えています。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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