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今週(5月24~28日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で831円58銭上昇し(率にして2.94%の上昇)、2万9149円41銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。
欧米、特に欧州の景況感の改善が目立ち、ドイツ、フランスなどの主要株価指標が最高値を更新。米国でこのところ売られていたハイテク株が再び買われる流れのなか、日本株も堅調に推移し、日経平均株価は26日(水)まで前週から5日続伸しました。
27日(木)は利益確定売りに押されて6日ぶりに反落したものの、28日(金)は前日比600円高と大幅に反発し、終値で2万9000円を回復して取引を終えました。終値で2万9000円を回復したのは、5月10日(月)以来です。
国内で新型コロナワクチンの大規模接種がようやく始まったことで、経済活動の正常化が促進されるとの期待が高まったことも寄与したようです。なお、日経平均株価の日足は9日連続で陽線となりました。これは、99年8月9日から23日まで11日連続で陽線となって以来、およそ22年ぶりです。
日経平均株価で2万9000円からさらに上値を追うのは当面厳しいと予想しますが、ハイテク株が持ち直してきたのは心強い材料と言えます。引き続き、コスト増をこなして「1株当たりの利益が継続的に伸びる企業」の株価は上昇基調を回復するとみています。
(水島寒月)
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