20日に大寒が迫る中、早くも令和4年も2週間を過ぎました。

 そんな中でコロナ感染はまた拡大し第6波の到来で右往左往する国民各位の姿が垣間見えます。
 また3回目のワクチン接種を打つのか・・・なんていう声も聞こえてきそうですが、何か手を打つとしたらこれもまた一つの対応策ではあります。

 株式相場は多くのIPO銘柄が壊れてしまい、マザーズ中心に調整が続いていますが、そんな中で成長のベクトルが強い昨年11月に上場したAB&Company(9251)の報告があるようで、楽しみです。

 昨年のIPO企業数は実に125。特に12月は名もない32銘柄がIPOラッシュの中でデビューしました。まさに百花繚乱ともいうべきIPO銘柄の中からこれから近未来に開花するだろう素晴らしい企業を見出すことで皆様の運用成果が高まるのであればとても意義のあることです。

 AIやDXというテーマ株は期待先行でIPO後に無残にも多くの投資家の夢を砕いてしまいましたが、IPOというのは所詮はそうしたものです。
 過去がそうであったように今後も期待先行で変動し、企業の中身よりは株価自体が売買のよりどころとなる世界となりがちです。

 IPOをサポートしたVCは少しでも保有株を高く売りたいと願いIRをプッシュしがちかと思います。成長のベクトルが本当に高いのかどうかがIPOした後においては問われています。
 残念ながらIPO銘柄の半分以上はIPO時の成長意欲がその後の2、3年で失われる事例も出て参ります。

 それでも市場においては見落とされた企業も案外見つかったりします。
 凍えそうな冬のさなかではありますが、小さな春を見出すために活動してみるとそうした企業を探し出すことにもなります。


 IPO銘柄だけではなく株式市場には人知れず地道に頑張っている多くの企業が存在している筈です。その良さに気が付かないでいる投資家の皆さんもいつまでも寒さに縮こまってばかりいないで小さな春を見つけに行きませんか?


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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