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有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=コラム「日本株も4月からはリバウンド相場に入りそうです」
(有料メルマガ第476回・2018/4/3配信号)
※2018年4月現在の内容です。留意してお読み下さい。
【前略】
私は自分がサラリーマンを辞めた12年前から起きたことを回顧して干支でいう12年サイクル。還暦という60年サイクルのことを意識して、過去に起きた歴史に残っている大暴落から、2018年は何年目に当たるのかを調べてみて、怖い思いが強くなりました。
私が体験した一番大きな暴落は1987年に起きたブラックマンデーでした。
なんと今から31年前です。
ITバブル崩壊は1999年。ブラックマンデーの12年後でした。
リーマンショックは2008年でした。ITバブル崩壊の10年後でした。
そして、2018年はブラックマンデーから31年目。
ITバブル崩壊から19年目。リーマンショックから10年目です。
本などでしか知らない、1929年のウォール街の大暴落から2018年は89年目。2019年は90年目の節目の年になります。
このような暴落のサイクルも、意識しなければいけないと強く感じました。
景気は循環して、企業の業績も増減を繰り返します。
とりあえずVIXショックにより、米国株の投資家は懸念を深めて慎重になりました。だから当面は大丈夫そうですが、ウォール街の大暴落から90年目の節目である2019年までには、投資対象をかえていかなければならないという思いも強くなりました。
今回の3月の日本株の下落では、優待の株価を下支えする力の限界も経験できました。優待銘柄100銘柄以上に分散していると、本命の暴落がやってきたときに、余りにも多すぎる銘柄を持ちすぎていると身動きが取れなくなります。
出来高の小さい銘柄は、売ることもできないでしょう。ただし、出来高が小さくて、一時的には株価が大きく下げても、日本人の生活に必要不可欠な事業を独占的に提供している企業は利益を上げ続けることができるので、配当も得られることから売る必要もありません。
投資する銘柄数を100銘柄以上から、多くても20銘柄から30銘柄に減らすべきかもしれない。そしてその中には流動性の高い大型株も増やしていかなければならない。そんな思いが強くなりました。
【中略】
やはり、遅くとも2019年ごろにはブラックマンデー級の大暴落がやってきそうだという思いは強くなっています。そしてその大きな暴落の前には暴落を大きくするための、大きな株価上昇もおこるような予感がしています。
最近は、やってくる大暴落前の大きな上昇で、いかに利益を大きく取って、ほどほどのところで勝ち逃げするか。そんなことも考えながら、暴落が始まってから、株価が大きく落ちても安心できる企業はどの企業かを選定する作業に時間をかけています。
いままでは、所有する土地の含み益が時価総額並みに大きい、収益力が高い企業を選ぶほか、優待銘柄に数多く投資していました。
投資する企業の数を減らしながら、流動性の高い、かつ逃げ遅れても安心して暴落後も株を枕に籠城を決め込める企業はどこかを考えながら、投資対象企業を探しています。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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