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株価の上昇で気分良好という投資家も多いとは思いますが、いつか来た道かも知れません。上がっているうちは強気に傾きがちで冷静さを失ってしまいます。 日経平均が14000円にまでなろうという時に弱気の声を探すのは一苦労です。筆者は何も株価が下がってほしいと願っているのでありませんが過剰な上昇の 後に来る世界を想像しています。現在はまだ全面高には至らず上昇銘柄が限られていて投資家は選別の目をもっているようです。
全体相場の上昇トレンドを効率よく維持するためには、限られた銘柄に資金を注ぎ込んで、押し目買いで上昇トレンドを演出する必要があります。上げ過ぎたら売る、適度のタイミングで買い戻すといった売買を繰り返すことで大きな資産を形成できるチャンスがあります。
ただ、大天井がいつなのかはなかなかわかりません。そこは欲との闘いになってきます。安く仕入れた株式商品を用いた資産形成の活動が多くの上場銘柄を用いて投資家によって続いているように見受けられます。
アベノミクスが景気を押し上げるとの淡い期待が株価上昇の背景だとすれば淡い期待が剥がれ落ちた時に期待は失望へと変わり、再びの調整ないし下降相場に突入することになります。
現在はなお多くの解散価値を下回る低PBR銘柄(1倍以下)が市場の中に存在しています。また、市場全体の上昇傾向の中で下降トレンドが続いている銘柄 も見い出せます。90%以上は上昇トレンドを形成していますが残り10%は依然として停滞しているように見受けられます。欲との闘いの中で投資を考える と、時流、潮流に乗って資産を形成しながら次の潮流を探すしたたかさが求められているようにも思われます。変化はいずれ訪れます。
連休中にこそ資産形成欲との闘いが個々人の自由な発想とチャレンジングスピリットの下で続く現在の株式相場を冷静に見ておきたいと思います。
多くの個別銘柄の株価は全体相場の上昇に歩調を合わせて2006年から2008年の水準へ戻りつつありますが、まだまだ道半ばです。既に上場来高値を更 新した銘柄もありますが大半はまだ水準としては高値からボトムまでの下落幅の3分の1戻りの水準に到達するかしないかというところなのかと思います。それ でもボトム圏で一生懸命に動かない株、リスクのある株に勇気をもって投資された方々が大きな資産形成をされて市場をリードしようとされている姿が感じられ ます。
いつか来た道ながら先に資産形成に成功された皆さんがどのようにお金を使うかがこれからの景気の先行きにとって大変に重要なポイントになってくると思わ れます。動かなかったリスクマネーが本格的に動いてくるとますます強気の声が聞かれるようになるでしょうが、そこにはバブル再燃という危険も待っていま す。バブル相場もいつか来た道。当面はどこまで全体相場が上昇していくのか、円安株高傾向がどこまで続くのかを、投資家はおっかなびっくりの表情で眺めて いるようにも見受けられます。
アベノミクスの施策で真に豊かな国家を形成する格好の機会が国民各位に与えられているようにも感じられますが、近隣諸国との外交問題が安倍政権の屋台骨 を揺るがすリスクも想定しないとなりません。再生医療に関わるバイオベンチャーへの支援策、教育、子育て支援、日銀による低金利政策、量的緩和推進が景気 の本格回復につながるかは実際のところまだ予断を許さない状況です。
しかしながら、高い支持率に支えられたリーダーシップを取れる出戻り首相の下で方向性が見えていることが支えとなり、シェールガス革命に沸く米国の株式市場と連動する格好で、一時的な調整はあっても趨勢的な上昇相場がなおも続くように思われます。
いよいよ本格的な決算発表シーズンとなりますが、今期の見通しを期初の段階で各企業がどのように打ち出してくるか注目です。株価に企業業績の見通しがど こまで織り込まれているか、元気よく上がっている銘柄が期待通りの見通しを示してくれるのかどうかをしっかり見ていきたいと思います。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
全体相場の上昇トレンドを効率よく維持するためには、限られた銘柄に資金を注ぎ込んで、押し目買いで上昇トレンドを演出する必要があります。上げ過ぎたら売る、適度のタイミングで買い戻すといった売買を繰り返すことで大きな資産を形成できるチャンスがあります。
ただ、大天井がいつなのかはなかなかわかりません。そこは欲との闘いになってきます。安く仕入れた株式商品を用いた資産形成の活動が多くの上場銘柄を用いて投資家によって続いているように見受けられます。
アベノミクスが景気を押し上げるとの淡い期待が株価上昇の背景だとすれば淡い期待が剥がれ落ちた時に期待は失望へと変わり、再びの調整ないし下降相場に突入することになります。
現在はなお多くの解散価値を下回る低PBR銘柄(1倍以下)が市場の中に存在しています。また、市場全体の上昇傾向の中で下降トレンドが続いている銘柄 も見い出せます。90%以上は上昇トレンドを形成していますが残り10%は依然として停滞しているように見受けられます。欲との闘いの中で投資を考える と、時流、潮流に乗って資産を形成しながら次の潮流を探すしたたかさが求められているようにも思われます。変化はいずれ訪れます。
連休中にこそ資産形成欲との闘いが個々人の自由な発想とチャレンジングスピリットの下で続く現在の株式相場を冷静に見ておきたいと思います。
多くの個別銘柄の株価は全体相場の上昇に歩調を合わせて2006年から2008年の水準へ戻りつつありますが、まだまだ道半ばです。既に上場来高値を更 新した銘柄もありますが大半はまだ水準としては高値からボトムまでの下落幅の3分の1戻りの水準に到達するかしないかというところなのかと思います。それ でもボトム圏で一生懸命に動かない株、リスクのある株に勇気をもって投資された方々が大きな資産形成をされて市場をリードしようとされている姿が感じられ ます。
いつか来た道ながら先に資産形成に成功された皆さんがどのようにお金を使うかがこれからの景気の先行きにとって大変に重要なポイントになってくると思わ れます。動かなかったリスクマネーが本格的に動いてくるとますます強気の声が聞かれるようになるでしょうが、そこにはバブル再燃という危険も待っていま す。バブル相場もいつか来た道。当面はどこまで全体相場が上昇していくのか、円安株高傾向がどこまで続くのかを、投資家はおっかなびっくりの表情で眺めて いるようにも見受けられます。
アベノミクスの施策で真に豊かな国家を形成する格好の機会が国民各位に与えられているようにも感じられますが、近隣諸国との外交問題が安倍政権の屋台骨 を揺るがすリスクも想定しないとなりません。再生医療に関わるバイオベンチャーへの支援策、教育、子育て支援、日銀による低金利政策、量的緩和推進が景気 の本格回復につながるかは実際のところまだ予断を許さない状況です。
しかしながら、高い支持率に支えられたリーダーシップを取れる出戻り首相の下で方向性が見えていることが支えとなり、シェールガス革命に沸く米国の株式市場と連動する格好で、一時的な調整はあっても趨勢的な上昇相場がなおも続くように思われます。
いよいよ本格的な決算発表シーズンとなりますが、今期の見通しを期初の段階で各企業がどのように打ち出してくるか注目です。株価に企業業績の見通しがど こまで織り込まれているか、元気よく上がっている銘柄が期待通りの見通しを示してくれるのかどうかをしっかり見ていきたいと思います。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)