なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==
(有料メルマガ第82回・2010/7/20配信号)
【前略】
株式市場に参加している投資家も、通算では大きく損をしているけれど、時々大きく儲かることがあるから、株式投資を止められない。こんな投資家が多いの かもしれません。そのおかげで、巨額の利益を求めるためにレバレッジを大きく掛けた信用取引は、絶対やらない。ある程度稼げたら感謝して利喰いして、他の 割安な配当利回りや配当優待利回り(=高インカムゲイン銘柄)の高い銘柄にシフトをしていく。
このような基本の投資スタンスを変えていない、私のような個人の小額投資家でも、インカムゲイン利回りまで含めれば、2008年のリーマンショック時の 強烈すぎる大きなアゲインストはありましたが、過去10年のスパンで見れば、きちんと利益を確保できている状況は続いています。
株式投資で大きく利益を上げられたときには、資金の一部を賃貸不動産投資にシフトしました。株でこんなに儲かるのに、なんて馬鹿な資金シフトをするのか といわれました。しかし、老後の安定収入を確保するためには、株式投資より圧倒的に安定収入を確保する手段としては優れていると考えて、具体的には賃貸不 動産投資としてワンルームマンションに儲けの一部をシフトして、現金でワンルームマンションをコツコツ買い増していきました。
最近はワンルームマンション家賃も、景気が悪かったり新築のマンションが増えたりして値下がりの傾向は出ています。それでも運用利回りで考えると、株式投資による運用利回り変動の大きさから比べれば、まったく変化が無いような安定ぶりです。
今年の春に、過去の家賃収入のトータルを計算して、投資した当初の購入価格と比べると、家賃の受け取り額の総額で、投資元本(=手数料も含めた購入コスト全体)はすべて回収を終了していました。
最初に投資したワンルームマンション3室は、借り入れを利用して買ったので、支払い金利分を考えると、少し状況は違ってきます。しかし、節税効果や唯一 売却した香港のファミリーマンションの税引き後の利益の額を考えると、賃貸不動産投資トータルでは金利部分もカバーして回収を終了しており、あとは投資元 本ゼロで家賃収入を確保できる状況になりました。
【中略】
レバレッジ投資などという、自分の経済的実力を超えたような投資で、資産の極大化を求めなくても、大きな損をしないように自分の経済的実力にあった資金 規模で出来る投資手段を捜し求めれば、ちゃんと見つけだすことが出来ました。現在なら投資手段も増加して、自分の経済的実力に見合った投資手段を見つけや すくなっています。
株に投資する場合も、他の投資商品に投資する場合も、「いま何に投資すると一番儲かるか」というような目線で探すと、上がりきった割高な金融商品を掴まされる可能性が高くなります。
【中略】
このようなコントラリアン的傾向の強い私の目から見ると、いまの日本の企業は信じられないくらい割安に放置されています。最近の日経新聞の記事と過去の研究銘柄の最近の値下がりとを見比べながら、ちょっとほくそ笑んでいる状況にあります。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガはこのほかにも特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」があります。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
本日配信の有料メルマガでは、内需関連で、製品の7割が国内トップシェアを持ち、現預金と土地の含み益の合計が時価総額を上回っている好財務企業を、研究銘柄として掲載しています。
また、コラムでは、自身の投資を継続しながらの生き残り戦略や戦術、また「兵站」という考え方に基づく具体的な行動について言及しております。
今週金曜までに購読された方には、もれなく今週配信号も差し上げます。
是非この機会にご購読下さい。
有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
過去サンプル(研究銘柄)
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4234
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4244
過去サンプル(コラム)
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4222
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4235
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4245
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4256
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆 様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化して いる可能性があります。)