いつもの夏と同様に暑い暑い日々が続きますが皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
多くの個人投資家は夏休みモードの状態なのかも知れませんがアナリストなどの市場関係者はなかなかゆっくりと休みが取れないのかも知れません。いよいよ3月期決算企業の第1四半期決算の発表シーズン入りとなります。
先日久々に、私はあるベテランアナリストと某機械メーカーの決算説明会でばったり会いました。
その人なつっこい顔のベテランアナリストは超多忙の日々を送っているとの話を私にしてくれました。彼とは昔の同僚でもあり、旧知の仲で、わずかの時間ではありましたが、銘柄の情報交換なども行いました。
彼の担当は機械や造船などとのこと。四半期決算の発表があってこの暑い時期も走り回らないとならないので大変だと私に正直に話してくれました。アナリス ト活動30年という豊富な経験値を持つ彼は証券会社という組織の中でクライアントのために情報発信されることになりますが、今後時々は会って話しましょう ということになりました。
アナリスト活動から発信される情報は投資判断をする上で、参考になります。第1四半期決算の進捗率もその一つかも知れませんが、事業展開のポイントをア ナリストは要領よくまとめ、評価します。個別銘柄の相場形成にとって足下の業績もさることながら今後のビジネス展開の動向をしっかり見据えての評価が重要 です。
本日の株式相場ではサイネックス(2376)がストップ高を演じています。ふるさと納税制度の普及に貢献すべく地方自治体をサポートする事業が新聞で紹 介されたのが背景だとされますが、暮らしの便利帳に続く同社の新たな成長事業となっていくのかどうかを確認してみたいところです。
異常な買いが入ってのストップ高の背景が何かを知ったとしても同社を注目する投資家は少ないのかも知れませんが、長い間、皆さんに同社の存在を告知してきた私にとってはやっと評価されてきたか・・と思わざるを得ません。
そしてサイネックスに続く銘柄をこの暑い夏の間に見出そうとしているということも事実なのです。
相場に夏休みはありません。かくいう私も夏休み返上で銘柄研究に頑張ることにしたいと思います。
(炎)
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