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有料メルマガライブラリから(122)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

2014-10-15 13:46
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
     なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


    ==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==
      (有料メルマガ第30回・2009/7/21配信号)

    ※注 2009年7月現在の内容ですので留意下さい。


     株価は企業の本質的価値で決まるのではなく、投資家の欲望と恐怖の狭間で決まる。短期的には需給できまる。どれも正しいことだと感じます。
     100年に一度の不況といわれた2008年の株式市場を体験して考えたことは「株価は、通常の経済状況下では、その企業に投資している投資家の質の総和できまる。しかし経済環境や投資環境が劣悪だと、一部の質の悪い投資家の投資行動で決まってしまう」ということでした。

    (中略)

     100年に一度の不況で、資産価値があり、儲ける力を持っている企業の株価が所有する資産の何分の一かに投売りされたなら、余裕資金で黙って買っておけ ば、経済環境や投資環境が普通の状態に戻ったときは、株価も適正な評価まで戻ってくる。冷静な頭で考えたなら、そう馬鹿げた予想ではないと思います。

     冷静な状態で考えれば、そう思えても、株価がドンドン下がっていく状況で冷静さを保つことは、なかなか難しいことだと思います。余裕資金で投資している なら、冷静さを保てても、借金によるレバレッジ投資を行なっていれば、企業の本質価値がどんなに高かろうとも、実際に株価が変動すれば、市場でつけた株価 によって追証を要求され、市場から強制退場を命じられ、借金だけが残ることもありえます。そのような目に遭った投資家も多いことでしょう。

     株式投資は本当の戦争とは違って、無理な投資行動をとっていなければ、軽傷を負うことはあっても、破綻するような大きな痛手を受けることは、まずないでしょう。株式投資をすることで破産するなどということは、無謀な投資をしていたということに他ならないと考えます。
     何が無謀な投資で、何が無謀な投資でないかは、各投資家の資産背景や収入の状況によって、違うので一概に決め付けるわけにはいきません。

     100億円の金融資産を持っている人が、一銘柄に1億円投資したとしても、無謀な投資とは言わないと思います。しかし1000万円しか金融資産を持って いない投資家がトヨタのような優良企業だとしても800万円も900万円も、集中投資をしたならば、かなり無謀な投資だといえるかもしれません。

    (中略)

     投資家という株式市場で闘う兵士にとっては、株式市場という戦場で生き延びることが大事です。そのためには無理をしないで、余裕資金で株式投資をするこ とが大切です。どんなに確実に儲かりそうな予感がしても、相場に絶対はありません。実生活、社会生活までをも破綻させてしまうような、自分の経済的実力を オーバーするような過大な投資は行なわないことが大事なのです。

     欲に引きずられて過大な投資を行なわない克己心を養うことも、とても大切なことだと考えます。

    経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

    ★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。

     本日配信の有料メルマガでは、強力な経営基盤を持ち、北米の業績伸長で円安の恩恵を受け、国内事業では公共事業関連での強みがあり、低PER低PBRで自己資本率も高く、さらなる業績上振れが期待できる企業を、研究銘柄として掲載しています。
     また、コラムでは、「思いどおりにならない状況に対する耐性をいかに作り上げていくのか」と題し、住商の大幅な減益に対応する、普段の大切な対応につい て開示しています。また、今後反発が期待できる銘柄候補3銘柄と、決算発表を確認してから投資判断をすべき4銘柄を取りあげています。

     今週金曜までに購読された方には、もれなく今週配信号も差し上げます。
     是非この機会にご購読下さい。

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    詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

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     http://okuchika.jugem.jp/?eid=5007
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    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆 様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化して いる可能性があります。)
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