さすがにしっかり収支を付けなきゃいかんということで、7月から収支を付けてみたんですが、現時点でマイナス5万円にとどめている覆面次郎です。
 これって勲章ですよ…!

 そんなわけで今月絶好調の次郎なわけですが、旧内規をメインに立ち回っているというのも大きいですね。とりあえず新台は必ず触ってはいるものの、やはり65%という継続率の壁は厳しい。
 もうミドルタイプなんて、マックスタイプと同じくらいの感覚になっちゃいましたよ。

 業界の開発者も、なんとかこの65%という数字を定められたルールの中で超えようと、練りに練られたスペックの台がこの夏以後に登場してきます。

・CRF.戦姫絶唱シンフォギア
→継続率最大約80%

・ぱちんこCR攻殻機動隊S.A.C.
→継続率約75%

・CRぱちんこ魔法少女まどか☆マギカ
→継続率約80%


 …他にも1種2種ではSanseiから「CR魔法先生ネギま!」が発表されていますが、こちらは継続率がそこまで高いタイプではなさそうです。
 詳しいスペックなんかはニュースのコーナーを見ていただくとしまして。

 大物タイアップもあり、どれも高稼働をたたき出しそうな気配を出していますが、次郎的には心配な部分もあったりします。

 それは、大当たり終了後の部分ですね。

 結局1種2種というのは、確変がなく、時短でVを開放して当てるという仕組みですから、終わるときには時短0が必ず選ばれるわけです。
 あっても、攻殻機動隊のような電チュー残り保留でのファイナルチャレンジ、みたいなことですね。
 連チャンして0回転というデータランプを見ながら、即ヤメするお客さんってけっこう多いと思いません?
 また、連チャンした後、0回転の台ってなんとなく座りづらくありません?

 そういった理由から、意外と稼働が伸びないっていう不安がなくもないです。


 また、まだ実際に打ったわけではありませんが、昔のAKBのような1種2種は、もうひとつ“ウリ”があったと思います。なんだと思いますか?

 そう、“スピード”です。

 数回転でV入賞して連チャンを重ねていくスピード感が心地よく、病み付きになった方も多いと思います。

 しかし、今業界で問題になっているのは、その出玉スピードの部分です。
 今度の規制でも、1時間あたり6000発程度の出玉に抑えられるよう厳しい試験が行われる可能性もあります。

 そういった心配がある中、AKBのような出玉スピードを持った台って、今の時期ですらなかなか検定を通りづらい現状があるのです。

 したがって、上に挙げた機種も、

「本当はもっと出玉速度を出せるけど、なんやかんや色々やって時間をかける」

 という、無理やり合わせこんだような長い演出を入れている可能性が高いですね。そうしないと検定が通らないわけですから。
 そんな演出を“無理やり”と感じ取れてしまったら、客飛びも早くなるんじゃないかと。
 あくまで自然に、無駄な時間に感じないような楽しい演出に仕上げることができていれば、高稼働待ったなし、そのくらい大事な部分だと思いますね。

 ぜひ皆様も、そのあたりに注目して1種2種混合タイプを打っていただきたいです。


 もしかすると今後ももっと出てくるスペックかもしれませんし、その中からとんでもないモンスターマシンが出てくるかもしれません。
 牙狼や北斗なんかがわりと王道なスペックで勝負してきている中、特殊スペックの中からヒーローとなるような台が出てきて欲しいもんですな。

 というわけで今週はこの辺で。
 それではまた来週お会いしましょう。