やはり昔から高い人気を誇っているのがST機で、65%という継続率になっても、2400発、それ以上の大当たり出玉をウリとしている台に、みんな可能性を追い求めて座っている印象ですな。
もちろん次郎もそのひとりなのですが、いかんせん最近連チャンしなさすぎる……
本当にもうどれだけ心を折られたかというくらい連チャンしません。
V-STで初当たりのVを掴んだと喜んだのもつかの間、そのままスルーなんてことばかり。
思い出してください……昔は、Vに入ったら飛び上がって喜んだものです。牙狼シリーズしかり、Vに小躍りしていた頃が懐かしい。
今は、ラウンド中にVをゲットし、液晶の中でくるくると回る「V」を、「ああ、これスルーするんだろうなぁ……」などぼんやり眺め、あんのじょうスルーしては、「時短のほうが当たる気がする」などとボヤく始末。
ST機って、スルーしたら終わり、出玉がないんですよね。ループタイプで言えば、通常の35%を引いたら時短も出玉もなく、「ハイ終了」ってなスペックなわけですよね。
そんなのは当然と言えば当然なんですけど、80%以上の継続率が全盛期の頃よりも、そういった“ST機の悪い部分”をより強く感じています。
とくに、ST中、電サポで当たらなければ2400発といった大きな出玉の恩恵は受けられないため、その虚無感も一層増すばかり。
どうでしょう?
同じように感じている読者の方もいらっしゃらないでしょうか?
そこで、打つならやはりループタイプがいいなと最近特に思っています。
確変を引けばしっかりと次の出玉がもらえますし、通常でガッカリしたところからの時短引き戻しは、喜びもひとしお。
継続率は時短を込みの継続率になるので、100回転なら70%以上にもなります。
15~20連など、大連チャンをかましている台は、ほとんどがループタイプの気がしますね。
中でも、最近では「CR地獄少女 宵伽」や「CRF.機動戦士Zガンダム」が安定した稼働を誇っているのは、知らず知らずのうちにST機に疲れてきた遊技者が増えてきたからなんじゃないかと勝手に思っとります。
難しいのは小当たりラッシュタイプで、「CRアントニオ猪木 打てばわかるさ!ありがとぉー!!!」(機種名長いな)があまり稼働していないように見えるのは、演出バランスの理由もありますが、スペック的な部分も多いと思います。
小当たりラッシュってのはスペック表からは出玉が見えてこないので、たとえ猪木が仕事人よりもガンツよりも性能の高い小当たりラッシュを積んでいたとしても、時短50回転や確変60%といった部分に敷居の高さを感じてしまうんですよね。
というわけで結論。
パチンコファンは海に還るのかもしれない。やっぱ海が一番安定するんでしょうね。
次郎も海ラーになろうかしら。
では今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。