もちろん次郎もそのタイプの人間です。これはもらっただろう、という展開でハズされることが多すぎたため、予防線を張ってるんですな。そのほうが傷つかないから。人間の防衛本能ってやつですわ、きっと。
激アツについてなんですが、もちろん開発段階でもものすごく注意を払って作ってるメーカーと、特に気にしていないメーカーがあるんじゃないかと思います。
たとえば、激アツが○個複合したら当たりですよってことをしっかりやっているメーカー。京楽なんかはやってると思いますが、その代わりに単体でしか出てこなかったときはあきらめてくださいよ、と言われてるような気分になるわけですが。
とくに考えていないメーカーなら、どれだけ完璧な展開でもハズすことがある怖さってのがあります。個人的には平和なんかがそうですね……最後が緑カットインならあきらめてくださいよ、と言われてるようで。
80%の激アツの予告が変動中に出て、リーチ後に80%の群が出て、80%の最強リーチにいったと仮定すると、ふつうの抽選であれば、これをハズす確率は0.8%くらいになる計算……で合ってるかな?
ほぼほぼ当たるわけですが、次郎レベルになるとハズしますわな。
最近だと、黄門ちゃま2で激熱保留から激アツ予告が出てーの、次回予告も出てーのでハズしたりとか、虎保留から七テンパイして最強リーチでハズしたりとかしてるんで、個人的に平和の台は何が出ても油断できないとなっているわけです。
と同時に、心も砕け散ってるわけです。
やはりこれって激アツが複合しているからこそ心が折れるわけで、海のように魚群に集約していたり、慶次のようにキセルが出なかったから……と言えれば打ち手にとっても納得できると思うんですよ。
魚群が単体で50%だとすればハズしてもしょうがないと思うし、あれが出なかったからハズれた、何かが足りなかった、と思えばあきらめもつきます。
これが今の台と昔の台におけるストレスの差かな、なんて思うわけですが、どうでしょうかね。ド派手に激アツ予告をいっぱい積んでる台が偉いかっていうと、決してそうではなく、しっかりしたバランスあってこそのアツい気持ちになれる激アツ予告のような気がしますわ。
まあ、激アツをハズして思わず天を仰ぐっていうのもパチンコの様式美と言われれば、それもアリなのかなと思うのですが……自分では味わいたくないっすわ。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・DAIICHI「P浜崎あゆみ」
いろんな意味で出るたびに話題になる歌姫の台、版権がDAIICHIに移り、だいぶ長い開発期間を経て登場とのことですが、どんな仕上がりになっているのでしょうか。
テレサ・テンみたいになってたら驚くんですけども。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。