パチランブログ
パチンコではどのメーカーもキラーコンテンツになるシリーズものってのをひとつは持ってるもんです。
今度出るルパンも含めて、お盆商戦以降には今稼働中の牙狼、仕置人、ガンダムや慶次あたりがぶつかることになりそうですな。
その中で牙狼が現状を見ていると不利になってきそうなのは、初代の幻影にとらわれ過ぎているのかなって、個人的には思うところであります。
今の「P牙狼冴島鋼牙」は、おそらくできるだけ初代に近づけようと、初当たりの出玉、右打ちの出玉をすべてマックスラウンドで取れるようにしているのかな、と。牙狼シリーズって、どのスペックもその傾向がありますよね。
初代の1種2種タイプが規制されてしまったから、V-STでそれに近いスペックを実現し、ヒットを残した。RED REQUIEMでの失敗を経て、そこから「初回でも出玉がしっかり取れる&右打ちの当たりもすべてフルラウンド」にこだわっている気がします。
もちろんこれは打ち手にとってはありがたいことですが、時代は移り行くもの。
その時の流行もあれば、規制もあったりして、なかなかそぐわなかったりするのは、パチンコに限ったことではないでしょうな。
その結果、フルラウンドでは現在の規則の上では出玉スピードを抑えなければいけなくなり、牙狼らしさ・スピードのどちらを取るかという選択の中で、“牙狼らしさ”を選択した、と。
他のシリーズ機を見てみると、もちろん失敗もありますが、色んなスペックにチャレンジしていますな。
慶次はバトルだった初代から、STなんかも挟みつつ、現在では転落タイプで大ヒットだなんて、誰が予想できたことでしょうかね。
シリーズの流れを大事にする海も、それにこだわるべきか、変革すべきかという点で、モード選択を採用していますが、現在のジャパン2を見ると、徐々に海ファンも他に流れてしまっている気もします。
令和になった今、古い幻影ばかり見ていては、新しい時代のヒットを飛ばすことは難しいのかもしれませんな。
その事実が突きつけられた形になった牙狼、次は一体どんな姿を見せてくれるのか、サンセイの分岐点になりそうです。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・アムテックス「P TOKIO BLACK」
一発台のトキオが登場。
ホールの扱いも難しいかなと思いますが、コアなファンが確実に打つ台だし、次郎も確実にハマっちゃいそうで困ります。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。