パチランブログ
年末年始、開発者の方とお話する機会がありまして、色々とお話を伺っていると、「ストレスのないパチンコ」という言葉が出てくることが多かったですねぇ。
開発者の方から昨年のベスト台を聞くと、「P新世紀エヴァンゲリオン~シト、新生~」や、「Pツインループ花満開」だったりしました。
開発者の方ってのは皆様は「パチンコ打ってないんじゃないか」って思われているかもしれませんが、はっきり言って相当打ってます。新台が出たらひと通りは打つっていうくらい打ってますし、もちろん自腹で負けてたりするんですね。
そんな方々が揃えて口にしたのが、擬似連なんてもういらないんじゃないかって言葉でした。
もちろん、中には賑やかなパチンコのほうが面白い! とおっしゃる方もいらっしゃいましたが、シンプルでおとなしいパチンコのほうが打っていられる、という開発者が多いのに驚いたんですな。
海の魚群しかり、パチンコには力の入るポイントっていうのが大事です。
エヴァや花満には、そのポイントがしっかりとある。流行の台はそこまでのハードルが擬似連を経由したりと遠く感じられ、待っていられない、ということでした。
また面白いのが、そんな方々が疑問に思いつつも「擬似連アリアリの賑やかな台を作ってる」っていう矛盾ですな。
そりゃそうです、そうしないと上層部の確認が通らないんですからね。
実際、エヴァを含めてシンプルな台の稼働っていうのは上がってきていて、「P南国育ち5」も海ライクな台にシフトチェンジして、高稼働を保っています。
世間がリバイバルを求めているんじゃなかろうか、そんなタイミングが2020年なのかもしれません。
そうなってくると、パチンコも高いお金を使って映像表現したり、ド派手な役物を搭載する必要もなくなってきます。台価格が高騰しなければ、ホールも購入費用を節約でき、お客さんにも還元できる。
うーん、これが一番良い流れな気がするんですけど……
次郎が思うところなので、開発者の方もそう思ってるんでしょうけども、それでも派手に派手にとしていかなきゃいけない、ここもまたパチンコ業界のジレンマなのかなと思う次第であります。
そう考えると、2020年は古き良きヒット台を持っているメーカーが台頭するって可能性もありそうですな。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・P天昇!姫相撲(大一)
なんのことやらって台ですが、吉宗や番長をヒットさせたイートレックジャパンが映像を手がけているようで、ノリも番長なんかに近く、面白そうな予感。
あとは爆発さえしてくれたらってとこですな。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。