最近は色々なイベントに行きすぎて
自分のスケジュールがよくわからなくなってきた「む」です。
どうもこんにちは。毎日暑いですねぇ。
「む」は6月末に行われた「禁断生フェスティバル」にて
今年の色々な全てを使い果たしたため、ただの抜け殻と化したまま生きています。
(だってリングサイド席だったんですよ?そりゃ燃え尽きますよ…)
とうことで前回(第10回)に引き続き「ペルソナ3」と「ペルソナ4」。
…今回は「ペルソナ4」をご紹介。
『ペルソナ4』
両親の都合により、とある田舎町の親戚の家で1年間生活することになった主人公。
そこで「マヨナカテレビ」という、雨の降る午前0時にTVを見ていると運命の相手が映るという噂を聞きます。
町で起こる怪奇連続殺人事件の謎を追いかけるうち、マヨナカテレビとの関係性に気づいた主人公は
ペルソナ能力に覚醒した仲間たちとともに、事件解決に向けて進みだす…。
ミステリー要素や異世界で異形の者との戦い、
充実した学生生活という3つの要素が並行しながら進んでいきます。
テーマだけ見ると殺人事件などダークな雰囲気が漂っておりますが、
キャラクターたちの明るさのほうが勝ってしまい、非常にライトなストーリーです。
そして相変わらずペルソナ主人公、とても忙しいです。
自身のステータスである「勇気・根気・寛容さ・伝達力・知識」を鍛えるために
テストをがんばり、バイトもし、部活動からボランティア活動もしつつ
その上で色々な人たちと絆を築きながら、シャドウと戦ったりもしなければならない。
超リア充すぎて大変ですが、ただ単純にボスを倒せば終わりといったゲームとは違って、
やりこみ要素もたっぷりな、とても楽しい作品です。
ちなみにペルソナ3は常に死を考えながら話が進むので、
どんなに楽しいイベントがあったとしても、ほの暗い雰囲気は拭えないのですが
こちらはすごく等身大の高校生活を送っているように感じます。
本当に個々の登場人物たちがみんな個性的で、明るくて楽しいです。
「ペルソナ」とは、誰しも持っている、心の内にある「もう一人の自分」のことです。
人が何かと関わる時、表面に現れる部分のことです。神話的な由来を持ち、力の覚醒者のみ使役できる。シャドウに対抗できる唯一の手段。
前作メメント・モリをテーマとする『ペルソナ3』では、心に何らかのトラウマを持つ者が覚醒することができ、拳銃の型をした召喚器を用いて自身の頭を打ち抜き(擬似的な死の体感)、ペルソナを召喚しています。
ですがペルソナ4では、否定してきた自分自身を見つめ直し、受け入れることにより、覚醒することができる、前向きなものになっています。
ペルソナ召喚方式も、自身のアルカナが描かれたカードを破壊して召喚…これは自身に打ち克つという象徴なのだそうです。
そういう理由もあってかゲームデザイン自体も、おしゃれでPOPで素敵です。
音楽も相変わらずスタイリッシュですよ…!
現在 「ペルソナQ」というペルソナ3・4のキャラクターが全員集合するゲームが発売中なのですが、この中で「シャドウの出現する場所・時間」「召喚の仕方」や「なぜ戦うのか」という、お互いの世界の違いを各々が考えるシーンがあったりして、すごく面白いやりとりをしてくれています。
死んででも世界を守りたいのが3メンバー、世界を守るために生きていきたいのが4メンバーといった思想の違い見せてくれてます。
シリーズのファンの方はぜひプレイするべきかと!
またコミック版も物語の佳境に入ってますます盛り上がっておりますよ…!
こちらもぜひ!
コミック版「ペルソナ4」
作画/曽我部修司
原作/ATLUS
定価 (本体570円+税)
2014年6月27日発売
掲載誌/電撃マオウ
最後に!
先週からコチラのアニメ版「P4GA」が放送はじまりましたね!
じつは先週の木曜日、台風情報が飛び交うなか
「む」は全世界最速のP4GA試写会に行っておりました。
(ちなみにコネとかそういった力は弊社にはないので
自前のチケット運で試写会当選したんですヨ。最初に行った禁フェス含む。)
※写真は試写会にてもらったシャドウのうちわ
※記念写真
以前放送された「P4A」との違いはどうするのかと思っていたのですが……
主人公、完全に「2周目」でしたね。
すでにステータスMAX、装備ペルソナもMAXレベルの最強(狂)主人公と化してました。
以前のアニメでは描かれなかったり、増えたゴールデンな部分を描いてくれるとのことなので
ファンとしては…勢いでもうブルーレイ予約しちゃいました。
■TVアニメ「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」
春。都会から離れ穏やかな時間の流れる田舎町。桜の舞い散るなか八十稲羽駅に降り立つひとりの少年・鳴上 悠。家庭の事情から叔父のいるこの町へやってきた主人公「悠」は、地元の八十神高校へと転入することとなる。そしてはじまる学園生活。
放課後のショッピングモール。街で起こる連続殺人事件。深夜に流れるマヨナカテレビ…。悠と仲間たちに“今度は”一体どんな日々が待ち受けているのだろうか?
【放送情報】
2014年7月10日(木)よりMBS・TBSほか“アニメイズム枠”にて放送中!
MBS:7月10日より 毎週木曜25:49~
TBS:7月11日より 毎週金曜25:55~
CBC:7月11日より 毎週金曜26:37~
BS-TBS:7月12日より 毎週土曜 24:00~
※放送&配信日時・開始日は都合により変更となる場合も
以上、P4GAにジョジョ、さらに黒執事と
しばらく金曜日の深夜アニメが楽しみでならない「む」でした。
さて、P4U2も予約してこようかな…。(※女子力とは)
【む】
PHP研究所 PHP-COMIXの業務担当。洞爺湖の木刀持ってる白髪の人と、某大人気プリンスさまっ♪関連を与えられると喜ぶ。最近は、PQをプレイしつつ幕末の志士たちがROCKで世直しをしているアニメを見ながら爆笑していることも。中の人たちも大好きで、よくイベントにボッチ参戦している。
◎バックナンバー
【第0回】 ごあいさつ
【第1回】『鳥海浩輔・安元洋貴の禁断生ラジオ本』
【第2回】 九井諒子さんの作品集×3作品
【第3回】『ヨルムンガンド』『乙嫁語り』『小南正太郎、家から出るをはじめました。』
【第4回】 へんしゅうちょの机
【第5回】『風の谷のナウシカ』
【第6回】『ここはグリーン・ウッド』
【第7回】『ワカコ酒』
【第8回】『ピンポン』
【第9回】『銭ゲバ』
【第10回】『ペルソナ3・4』
【第11回】『11人いる!』
【第12回】『All You Need Is Kill』
【第13回】『虹の娘』