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みなさんこんにちは!
ストレートエッジ編集者のむぅ©︎です。
今回は久しぶりにどハマりして、原作を一気読みしてしまった作品について書いてみようかと。
その作品とは
『無職転生 ~異世界行ったら本気だす〜』です。
『無職転生 ~異世界行ったら本気だす〜』です。
まあこちらのコラムをお読みくださるくらいのラノベ通の皆様には今さらご紹介するまでもないかも知れませんが、いちおう簡単に紹介文を引用させていただきます。
2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始されて以来絶大な人気を誇る“なろう系ラノベのパイオニア”『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』がTVアニメとなって2021年1月より放送決定!理不尽な孫の手の著による本作は、昨今多くの作品が生み出されている「異世界転生系ラノベ」「なろう系小説」のまさに先駆者的作品であり、幅広いファンを獲得している当ジャンルの代表作。働きもせず他人と関わりもせず、ただ部屋に引きこもってゲームやネットに明け暮れるだけの34歳のニート男が、ある日交通事故に遭い死亡…したと思った次の瞬間、剣と魔法の異世界に生まれたばかりの赤ん坊として転生!少年ルーデウスとして生まれ変わった男が、前世の記憶と後悔を糧に、出会いや試練に直面しながら「今度こそ本気で生きていく」姿と壮大な冒険が描かれる大河ファンタジー。
上記引用の通り、「小説家になろう」に掲載された作品の総文字数は2,829,292文字!
この壮大な異世界大河ファンタジーを、不勉強ながら自分は最近まで未読だったわけなのですが……。
そんな自分が原作を読んでみようと思ったきっかけは、TVアニメ第8話「ターニングポイント1」を見て。そして読まねばと思ったのは第9話「邂逅」を見てからです。
8話を見て感じた予感が、9話を見て確信に変わったのです。
「あ、これ読まないと人生損してるやつだ」と。
9話を見た翌日、仕事終わりにMFブックスから出ている原作小説を3巻まで購入(ちなみに3巻までなのは、特装版が出ていたため)。
その日のうちにほぼ読み切ってしまい、翌日に続く3巻を購入。週末には刊行済みの書籍を残る全巻購入。こうして見事、久しぶりに寝食惜しんで読むほどどっぷりはまったのでした。
ところで、上でTVアニメのサイトから紹介を引用しましたが、「STORY」ではなく「INTRODUCTION」から引用したのには、ささやかながら理由があります。
物語内容だけでなく、作品自体の周辺情報まで書かれていたからというのも理由のひとつですが、なにより「今度こそ本気で生きていく」という本作品の最も重要なキーワードが入っていたためです。
と言うのも、原作小説を全て読み、私はこの作品が単なる「人生やり直しファンタジー」である以上に、緻密にして重厚な「家族小説」だと思うからです。
(※以下、TVアニメ1クール目の内容を含みますので、未視聴の方はご注意ください)
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