スポーツカーの聖地であり、美味しい料理とバルサミコで有名な街であるイタリアのモデナ。この地で1996年に創業した音楽関連会社「IK Multimedia」が発表したのが「iRig Nano Amp」だ。
「iRig Nano Amp」は、AMPモードとDEVICEモード、2つのモードで動作するところがユニーク。
AMPモードでは、いつでもどこでも「iRig Nano Amp」を持ち運んで演奏を楽しむことができるスタンドアロンのギター・アンプとして使うことが可能だ。
DEVICEモードでは、iOS対応のiRigアナログ・インターフェイス機能を搭載しており、iPhoneやiPad、iPod touchを付属のケーブルで接続し、App Storeで無償でダウンロードできる、ギター、ベース・エフェクト&アンプ・モデリングの定番ソフトウェア「AmpliTube」でバラエティに富んだサウンドを楽しむことができる。
Fender;、Orange;、MESA/Boogie;などなど、さまざまなメーカー公認ギア・モデルや、Slash、Jimi Hendrix™といったシグネチャー・ギア・モデルで、そのサウンドの世界をさらに広げることができるのだそうだ。
ヘッドフォン端子が付いているので、たとえ夜中でも音を気にせず練習をすることが可能。
一方、スタジオで大音量で音を出したい場合は、スピーカー出力端子に外部スピーカー・キャビネットを接続し、最大4×12インチまでのキャビネットを駆動することもできる。
159×89×45mmと、iPhoneよりほんの少し大きいくらいの手のひらサイズで、単三電池3本で動作する。
設置角度を傾けるために便利な「キックスタンド」も備えている。2016年12月末発売予定で、価格は6,000円(税別)。
これさえあれば、いつでもどこでも好きなだけ好きな形でギターやベースを演奏できる。モバイルギタリストにはおすすめだ。
iRig Nano Amp [IK Multimedia]