HamanishiDESIGNの新作「Leg-o」はうってつけだ。
その鍵はジョイント部分にあり。LEGOのジョイント(主に人の手の部分に使われている)をヒントに作られているのだ。
椀や、盆、テーブルの脚などに使われている木を回しながら成形していく技術「挽物」。その木工技術で脚に作られたくぼみに円形のジョイントをはめる。
カチッとはまると気持ちよさそうだ。
円形のジョイントは、脚がぐらつかないよう水平な補強具であるX型の「貫」の先端部分。
北欧家具で見かけるスーパー楕円形という、四角に近い楕円のテーブルだ。
これら三種類のパーツ(テーブル、脚、貫)を、さらに増やして組み合わせれば、拡張できる。
もちろん工具は不要。
見た目シンプルなのに、細部が練られたテーブルは、子ども心をくすぐる家具みたいだ。
Leg-o [HamanishiDESIGN]