朝食はパン派という人、パン好きな人は、すでにチェックしているかもしれない。

懐かしさ溢れるモチーフで作られた、SNSでも話題の「とびばこパン」だ。なぜ、このかたちになったのだろうか。

とびばこ型のパン


小学校の体育館がフラッシュバックされるようなこの写真。よく見ると、いい香りが漂ってきそうな、おいしそうなパン。アップで見るとリアルな立体感が感じられ、とびばこ型になっていることがわかる。

これは、かつて店舗設計やグラフィックのデザインをしていた店主が、もっと気軽な身近なクリエーションの場を求めていた時にたどり着いたというパン屋さんPain de Singe(パンドサンジュ)の「とびばこパン 」。

自家製の天然酵母を使用し、きめ細かいカステラ状の生地がほんのり甘い約12センチ角の食パン。パンの側面に5段の焼き印を入れて仕上げてあり、お店で予約、もしくは混雑時でなければ、本物のとびばこのように横に1段ずつスライスしてくれる。

なぜとびばこ型にしたのだろうか?店主にうかがってみた

この「とびばこパン」は、店主の息子さんが通っていた体操教室を見学していた時に思いついたのだそう。

店主曰く「デザイナーとしてのスタンスと、“パンは暮らしであり老若男女を問わず身近なもの”なのでそこに楽しさを加えて気軽な豊かさを提供したい」というパン職人としての決意、その双方を形にしたパンなのだとか。

まさに日常的に見るシーンに楽しさが加わるアイディア。その上「とびばこ」というモチーフは大人も子供も見た目で楽しめる側面も持っている。

オリジナルパッケージでちょっとした贈り物としてもグッド

とびばこパン専用のパッケージもあり、お土産やプレゼントなどの贈答品にも一役買ってくれる。左からイエロー、マルーン、モスグリーン、そらいろ、さくら、クラフトの全6色(クラフトのみ店頭販売限定)。

3段の「ミニとびばこパン」も

店頭や一部の百貨店の催事場などでしか購入できないが、少し小さなミニとびばこパンも販売中。中に餡(こしあん、チョコレート、カスタードや栗餡など)が入った菓子パンだ。

SNSなどでも話題の「とびばこパン」は、そのワードで検索すると、とにかくたくさん出てくる。中には横に一段ずつスライスしたパンのそれぞれの間に、ハムや野菜などを挟んでサンドイッチにしている人までいる。これほどまでに楽しいパンが今までにあっただろうか。

手土産にはもちろん、自分へのご褒美にも買いたい逸品だ。

とびばこパン

単品:¥443(税抜) 全6色セット:¥2,549(税抜)
内容量:約365g(1個あたり)
サイズ:縦12x横12x高さ12cm(1斤あたり) ※パッケージサイズ 縦14.5x横15x高さ14cm
原材料:小麦粉、砂糖、天然酵母、卵、ショートニング、食塩

とびばこパン [Pain de Singe(パンドサンジュ)]
RSS情報:https://www.roomie.jp/2017/06/388009/