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日本人の主食と言えばお米。炊きたてアツアツのごはんをほお張ったときは、「あぁ〜……日本に生まれてよかったぁ〜」と、つくづく思える瞬間である。高級炊飯器が飛ぶように売れる昨今に、日本人の根本的な欲求を感じずにはいられない。
しかしそんな中で、土鍋よりも簡単に絶品のごはんが炊けるアイテムを発見したので、ぜひ紹介したい。
70年の時を経て復刻
昔使われていた木炭などで炊く陶器製の炊飯器「蒸しかまど」が、実に70年もの時を経て「小田式ミニ蒸しかまど」として復刻を果たした。その出で立ちは、古代の土器のようにも見え、なんだか愛おしくなるフォルムだ。
製陶は新潟県の小田製陶所。この辺りは、新潟県阿賀野川がもたらす豊富な粘土を活かした焼き物「窯業(ようぎょう)」が昔から盛んな場所なのだ。
蒸しかまどは電気やガスの普及により生産を中止していたが、阿賀野川流域の地域再生を手がけるあがのがわ環境学舎との出会いもあり復刻に乗り出した。
大きさはは、1.5合・3合・5合炊きの3サイズ。カラーは、温かみのある素焼きと、ゆうやくで還元焼成したいぶし(3合・5合のみ)の2タイプ。
魔法の炊飯器「蒸しかまど」
昔は木炭を使って炊いていたが、現代は固形燃料。そのため、災害時などでも大変役に立つ。
炊飯時は上下の小蓋を取って空気穴を開けておき、蒸す時は閉めて密封することによって、土鍋のような面倒な火加減の調整もいらず、時間通りに作業すれば簡単に美味しく炊き上がる優れもの。
空前の炊飯器ブームの中で土鍋で炊く人もいるほど、ごはんに対する思い入れが強い現代。
しかし昔の原始的な方法で、しかも簡単に炊くことができる「蒸しかまど」があれば、美味しいだけでなく楽しい食卓になること間違いなしだ。
小田式ミニ蒸しかまど¥27,000~¥52,000(税抜き)
1.5合・3合・5合炊きの3サイズ
素焼きといぶしの2タイプ
陶器製
※1.5合炊きサイズは人気につき売り切れ。再販は1月末〜2月頃とのこと
小田式ミニ蒸しかまど[あがのがわ環境学舎][小田製陶所]RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2017/12/411078/