人気連載「マイ定番スタイル」では、無印良品、IKEAなどに代表される親しみやすいブランドのアイテム、シンプルなデザインの定番モノを、オリジナルのスタイルで住空間に取り入れるコツを紹介。今回はVol.71。

これが「旅行用アイテム」の強さ。

部屋をなるべくシンプルな空間にしたい人、ピンポイントの機能性が部屋に欲しい人は、「旅行用」のアイテムをdigることをおすすめします。

理由は簡単。旅行用アイテムというのは、基本的には「可能な限り小さく収める」「小さくても機能性は確保する」ものがたくさんあるからです。

今回ご紹介する「無印良品 携帯用ランドリーセット」もそのひとつ。

無印良品 携帯用ランドリーセット

小さいんですよ、とにかく。無印良品で1,200円(税込)で売っていました。

コンパクトに折り畳むことができる角型ハンガーと、やたらとデカいスマホみたいなサイズ感の洗濯板が入っています。


洗濯板は未だ登場シーンがないので、割愛しますね。靴下が泥まみれになるまで走り続ける少年の心を取り戻したら、それが使用する時です。

この角型ハンガーはほとんどスペースをとらないので、部屋の隙間を活かして干せますよ。

畳んだら本当にコンパクト。旅行中のホテル生活等を想定されて作られているので、洗濯バサミは8つと少なく、本体部分のステンレスに気が利いた「出っ張り」があるので、そこに挟んでおけばジャラジャラしません。

物干しハンガーの「洗濯バサミ争い」から離脱する靴下・下着

いわゆる一般的な「物干しハンガー」って、ピンチ(洗濯バサミ)数が多ければ多いほど便利ではあるのですが、そうなると、なるべく多く干したくなってくるんです。なるべくたくさん洗って、早く洗濯物の山を片付けたい、という気持ちもあって。

で、洗濯をして、洗濯槽から取り出しながら、干すまでの間に考えることがありまして。まず、タオルはちゃんと乾いて欲しいということ。次にインナー、スポーツ系の服、ハンカチ……と、洗濯物に優先順位をつけるんです。上位のものから、乾きやすい「ポジション」に干していくためです。

そうなると、いつも最後に「靴下」と「下着」が残ります。サイズが小さく、割とすぐ乾くものなので、良いポジションにいなくてもいいと判断し下位なんです。おおかた洗濯物と洗濯物の間、つまり余っているピンチに干します。“使わせていただく”ような、謙遜した心持ちでこの2つを干すんです。

でもこれを続けていると、ある日は靴下1足を1つのピンチに挟むことになったり、またある日は下着がタオルの乾きを邪魔してしまったり……。お互いにメリットのない、どこか圧迫感のある環境になってしまいます。

これを打破してくれるのが、このコンパクトな「角型ハンガー」というわけです。靴下や下着はもちろん、ハンカチも。「洗濯バサミ争い」に敗れた物たちの居場所を作ってあげられます。

使い終わったら半透明のポーチに収めれば、「物干しハンガー」特有の、ガチャガチャして邪魔くさい雰囲気は皆無です。

A5サイズより一回り大きいくらいのサイズ感。部屋のどこに置いても目立たないですし、生活感を隠せるのでおすすめですよ。

携帯用ランドリーセット 洗濯板・ミニ角型ハンガー[無印良品]

無印良品 携帯用ランドリーセット 洗濯板・ミニ角型ハンガー

詳細はこちら

RSS情報:https://www.roomie.jp/2018/02/417954/