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なんでしょう、この哀愁感!

まるでジョアン・ミロの絵画から飛び出してきたような不思議なパーツで構成されているプロダクト。これ、実は照明なんです。プロダクトデザイナーのIdo Mohar氏が制作した「Delight Lamps」という名の作品で、その特徴は「オン/オフ」するときの動きにあります。気になる方はこちらの動画をご覧ください。

Delight from Emmuna Aigen on Vimeo.

愛嬌ある動きですね!

この照明にはニチノールという合金が使用されているようで、電流が流れたときに起きる形状記憶の作用を利用しているとのこと。なるほど。だから電気が付くと頭が持ち上がり、電気が消えるとその重みで頭を垂れるわけですね。まるでおじぎをしているようです。

全部で3種類あるこの照明のシリーズ。電気を付けたときの動きもそれぞれ個性があります。「電気が付く」という当たり前のことが、まるで「命が宿る」ことかのようにダイナミックに表現されています。電気が付いたり消えたりする度に、なぜか感情移入して見入ってしまいます。

Delight lamps by Ido Mohar [via dezzen]
RSS情報:http://www.roomie.jp/2012/11/31807/