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子供の絵って夢一杯で楽しいですよね。そんな子供たちの絵から生まれたアート写真があります。
画像提供:国立新美術館 ヂョン・ヨンドゥ〈ワンダーランド〉より
2004 ©Yeondoo Jung Courtesy the artist and Kukje Gallery
こちらが元になった絵。お姫様が描かれているようですが、そこは子供の絵。
何がどうなっているのか、はっきりとはわかりません。
こんなファンタジックな写真になりました! 構図は元のまま、というところがすごいです。
またこちらの絵は、人が宙に浮いているように見えますが…。
ベッドルームに寝ている子供たちでした。 なんとも素敵なリラックスムードにあふれた写真です。
この写真を撮ったのは韓国のヂョン・ヨンドゥというアーティスト。1200枚の子供の絵の中からピックアップしたスケッチを元に、実写の風景をつくり出したそうです。見事な実写化ですが、CGなどは一切使っていないとか。この手作りな感じもいいですね。
アーティストにインタビューしてみると、
この作品では、子供が世界を観る目に注目しました。僕にとってフィクションとノンフィクションは、切り離されてはいないもの。その両方の要素を生かして”子供の目で見た大人の世界“を見せたいと思ったのです。
とのこと。
今回ご紹介した作品は、六本木の国立新美術館で開催されている「アーティスト・ファイル2013」という展覧会で見られます。
ヂョン・ヨンドゥのほか、志賀理江子、ダレン・アーモンド、東亭順、利部志穂、ナリニ・マラニ、國安孝昌、中澤英明といったアーティストの作品も。会期は4月1日(月)まで。素晴らしい作品が揃っているので、ぜひお出かけになってみてください。
展覧会の情報はこちら画像提供:国立新美術館 ヂョン・ヨンドゥ〈ワンダーランド〉より
2004 ©Yeondoo Jung Courtesy the artist and Kukje Gallery
(宮越裕生)
RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2013/03/62316/