舗装された固いアスファルトの上を歩き、歩き、たまに走る。

そうして毎日、目的の場所を目指してただただ移動する私たち。

優しいとは言えない人工的な環境で暮らす以上、それに対応するアイテムを身に着けることは、自分を守る大事なアクションです。

人気モデルの最新作

2018年のNikeを代表するシリーズとなった「Nike REACT」シリーズ。

アパレルブランドUNDERCOVERとコラボした「React Element 87」などは発売の度に即時完売となり、話題になりました。

今月、そんな大人気シリーズに新たにラインナップされました。

それが「Nike REACT MID WR ISPA」です。

進化?融合?

REACTシリーズとしては初となる、ミッドカットのブーティなデザインが特徴的。

ソールには「React Element 87」のものが使われていますが、印象は大きく変わりました。

高い防水性を持つというアッパーと、そこに被せられた黒と白のスウッシュ(Nikeのロゴ)が、とにかくクール。

足首を巡るシューレースも特徴のひとつ

既存のモデルで使われたパーツのなかに、新しい技術を織り込んだ、キメラ的なフットウェアといえるのかもしれませんね。

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渋谷を歩いてみた

人工的な環境と、人とシューズの関係性をより良くすることにフォーカスをあてたという「Nike REACT MID WR ISPA」。

実際に履いてアスファルトだらけの渋谷の街を歩いてみると、そのクッション性に驚かされます。

体重をかけると、足全体がグニャリと沈みこんだと思ったら、ググッっとすぐさまソールに押し戻される感覚というか……。

固いアスファルトの上を歩いているという感覚は、かなり薄らぎます。

今まで、クッション性を目玉にしたスニーカーをいくつか履いてきましたが、街歩きという点においてこのフットウェアは、確かなアドバンテージを持っていると感じます。

ISPAとは?

名前にも刻まれている“ISPA”というワード。

これは、Improvise(工夫)Scavenge(捜索)Protect(保護)Adapt(適応)の頭文字を取ったもので、“ほんの少しのインスピレーションがあれば、手元にあるものでどんな問題も解決できる”というNikeの信念をカタチにするプロジェクトのタイトルでもあるよう。

もしかするとこのISPAが刻まれたシリーズが、これからも登場するのかもしれません。

せっかく選ぶのなら

11月21日に発売された「Nike REACT MID WR ISPA」は現在、入手困難というほどではなく、サイズによっては購入可能な店舗はまだあります。

即時完売とならなかったことに対し「即売しないならいらない」と、希少価値の低さを嘆く意見も耳に入ります。

しかし、スニーカーを希少価値のみで判断し購入の指針にすることに対しては、疑問を抱かざるを得ません。

その性能やストーリーに目を向ければ、希少価値で測ることのできない魅力を発見できるはずだと私は考えます。

工夫された機能で、履く人を保護しながら街に適応させてくれる一足を、これからも捜索する所存です。

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