花火や夜景、水族館。

目の前のきれいな景色をどうにか思い出に残そうとシャッターを切ったはいいけれど、なんだか微妙な仕上がりに……なんて経験、ありますよね。

どうにか手持ちのスマホで、うまく撮影できないものか……。

水族館の撮影にチャレンジ!

そんな素人ではむずかしい花火と水族館の撮影に、今年5月に新登場したスマートフォン「HUAWEI P30」を使って挑戦。

前編の花火に続いて、後編では水族館での撮影にチャレンジしてみました!

撮影方法をレクチャーしていただいたのは、前回に引き続き写真家の内田ユキオさん。

それではいざ、水族館へ!

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水族館をキレイに撮影する8つのコツ

色とりどりの魚たちが泳ぎ、ロマンティックで幻影的なアクアリウム。

8つのポイントを押さえることで、さらにステップアップした写真が撮影できるのだそう。

・名作感
・まとまりよりも強い一匹
・EVマイナス補正−1
・流し撮り
・モノクロ
・決定的瞬間
・HDR
・アパチャー ①名作感

Photographed by Yukio Uchida

水族館なのだから、魚の写真を!……とつい思いがちですが、名作感を出すならこんな写真がおすすめ。

向こうに水槽、手前に人物が立っているという、水族館でよく目にするこの光景。

これなら人の多い水槽でも撮影できますし、一緒に行った家族や友達との思い出作りにもなりますね!

②まとまりよりも強い一匹

たくさんの魚が泳ぐ水槽を見るとつい全体をおさめたくなるのですが、あえて「この一匹!」を見つけるのも醍醐味。

運命の一匹にしっかり狙いを定めて、「こっちに来るまで待とう」なんてシャッターチャンスを狙うのも楽しいですよ。

③EVマイナス補正−1

まるで絵画のようなアート風の写真を撮るなら、露出補正をマイナスに設定すると◎。

いつもとは違った、思わずSNSに上げたくなるような一作が撮れること間違いなし!

④流し撮り

動きが早くて写真におさまらない魚がいたら、逆にチャンス。

「HUAWEI P30」ではシャッタースピードを自由に変えられるので、0.4秒と遅めに設定して、魚と一緒にカメラを動かす「流し撮り」というテクに挑戦。

背景には躍動感があり、手前の一匹が止まって見えるようなこの構図。

残念ながら今回は成功させることができませんでしたが、これはチャレンジしがいがあります……!

⑤モノクロ

水族館だからといって、魚ばかり撮る必要はありません。

たどり着くまでの道のり、建築の美しさなんかは、あえて「モノクロ」で撮影するのがツウ。

「HUAWEI P30」なら、ライカさながらの階調の美しさだってお手の物です。

⑥決定的瞬間

Photographed by Yukio Uchida

ペンギンのエサ待ちや、セイウチの飛び込みの瞬間……。

決定的な一瞬を押さえるのは、水族館に足を運んだからこそできること!

「何かないかな?」と探したり、「まだかな〜?」と待つのもワクワクが募って楽しいですよ。

⑦HDR

全体がぼやっと写りがちなクラゲなどを撮影するときには、HDRモードがぴったり。

黒くつぶれてしまったり白飛びすることなく、立体的な仕上がりに!

⑧アパチャー

気にいった一匹を見つけたら、背景をボカして強調するのもおすすめ。

「この一匹かわいかった!」なんてSNSに上げたり、写真を送るときにも伝えやすいですね!

写真を撮るのが楽しくなるカメラ

こうして終えた、花火と水族館の撮影。

「どんな構図で撮ろうかな」「これだったら、こんな撮影モードがいいかな?」なんて考えながらする撮影は、いつもよりも対象を深く観察するきっかけにつながっていました。

何にカメラを向けても、ハイクオリティな一枚を仕上げてくれる「HUAWEI P30」。

もはや「メールや電話ができて、インターネットに繋がっているライカ」といっても過言ではないのかも……。

このスマホ一台あれば、色褪せない思い出を残すことができそうです!

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