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一枚の紙から様々な形を作り出すのも折り紙の魅力の一つですが、こちらの「はじめての多面体おりがみ」はいくつものパーツを組み合わせて多面体や幾何形態をつくるちょっと変わった折り紙の本です。載っているのは様々な正多面体やその星形など幾何形態好きにはたまらないものばかり。

僕も実際に作ってみたのですが、パーツはそれぞれ数学的に計算された正しい角度が出るように工夫されていて、一つ一つを丁寧に折ればとても奇麗に組み上がります。

使用する紙は普通の折り紙だと薄くて形が保てないものもありそうです。今回僕はタント紙という色画用紙を自分で正方形に切って使いましたが、あまり厚すぎても折りにくく角も出にくいので、ちょっと厚手の折り紙があればよさそう。色の選択がセンスを問われますね。

大きなものは同じパーツを60個用意・・・といったものもあり、黙々と作り続けることが出来る人と、途中で投げ出してしまうひとに分かれそうですが。

パーツ一つ一つの折り方はそんなに難しいものではなく、2、3個作ると覚えてしまえるので、年末年始のテレビを見ながらや好きな映画を流しつつのんびり折る、なんていかがでしょうか。

ちなみに写真は一辺10cm程の紙で作ったものです。大きさのご参考までに。

[はじめての多面体おりがみ]
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