デザイナーの吉行良平氏がデザインしたこの腕時計には文字盤も針もありません。一体、どうやって時間を知るのか? 実はディスプレイ部分の「青い色」から時間を何となく感じるというもの。
「タイム・オブ・ザ・スカイ」と名付けられたこの腕時計。ディスプレイ部分に映る青い色は4月のある日の「空の色」をそのまま閉じ込めたというもの。一時間ごとにこの青色が微妙に変化、そこから時間を知るというものです。全部で24色の異なる青色が収められています。横のボタンを押すと昼であれば太陽、夜であれば月がひょっこりと顔を出すという機能もあります。
まるで空の一部分を切り取り、木の箱に入れてしまったような、そんな腕時計となっています。これを見ながら、大体の時間を想像するのもいいですが、よく晴れた日に実際の空と比べてみるのも楽しそうです。
ロマンチックな腕時計すぎて付けられる人が限られそうですが、実際に売っていたら欲しくなりそうです。
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