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50㎡の1LDKでハリネズミとハムスターと暮らす。100均アイテムを駆使して模様替えを楽しむ新婚夫婦(神奈川県・川崎市)|みんなの部屋
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50㎡の1LDKでハリネズミとハムスターと暮らす。100均アイテムを駆使して模様替えを楽しむ新婚夫婦(神奈川県・川崎市)|みんなの部屋

2021-07-12 14:00
    梅雨に入っていたのに、意外と雨の日が少なかった6月。

    カラッと気持ちのいいお天気の日、お邪魔したのは神奈川県・川崎市で暮らすT.Aさん、A.Aさんご夫婦のお住まいです。

    お名前(職業):T.Aさん(営業職) A.Aさん(保育士)
    場所:神奈川県・川崎市
    面積(間取り):50㎡(1LDK)
    家賃:13.8万円
    築年数:4年




    1年間の同棲期間を経て、昨年ご結婚されたというおふたり。インスタグラムでも日々の様子を発信されていて、今はハリネズミのウニちゃん、ハムスターのコジくんと一緒に暮らしています。

    思わず写真を撮りたくなってしまうようなお部屋には、真似したくなるアイデアがたくさん詰まっていましたよ。

    お気に入りの場所

    リビングダイニング


    玄関を抜けた先に待っていたのは、広々としたリビングダイニングとカウンターキッチン。

    「私はソファーでゆっくりしてたりパソコンで作業していることが多いんですけど、その間に彼がコーヒーを淹れてくれるんです」(A.Aさん)

    「キッチンに立っていろいろしていることは多いですね。それにもともとカウンターキッチンの物件を探していたので、ここは特にお気に入りの場所かなと思います」(T.Aさん)

    ちなみにこれまではキッチン側にテーブルとチェアがあり、ダイニング側にテレビとソファーがあったのだそう。完全に今とは逆のレイアウトですね。


    おふたりは飽きちゃったから逆にしたと言いますが、レイアウトを変えたことによるメリットもたしかにあったみたい!

    「レイアウトを逆にしてからは、ソファーに座ってプロジェクターを壁に投影できるようになりました。最近はよくやってます」(T.Aさん)

    「ちなみにこのプロジェクターは彼が自粛期間のときに買ってくれたものです。明るくてもよく映るので便利なんですよ〜!」(A.Aさん)

    ウニちゃんとコジくんの部屋



    リビングの隅にあったのは、一緒に暮らすハリネズミのウニちゃんとハムスターのコジくんのおうち。最初は隠れてたけど、ちょっとすると顔を出して挨拶しにきてくれました。

    「ここは、僕がひとり暮らしの頃から一緒に暮らしているハリネズミのウニと、同棲生活が始まってからうちに来てくれたハムスターのコジが暮らす部屋です。気づいたらネズミに囲まれて暮らしていますね!」(T.Aさん)

    まるで栗みたい

    話しながらウニちゃんを優しく抱っこするT.Aさん。痛くないのでしょうか!?

    「触り方次第では危ないんですけど、慣れると大丈夫ですよ」(T.Aさん)

    「でも私は全然触れません! この子は彼がひとり暮らしのときに飼っていたハリネズミなので、まだ私のにおいには慣れてないみたいで……。私が触るとすごい怖がっちゃって、うんちされたこともあります(笑)」(A.Aさん)

    ウニちゃんは控えめな性格みたいですが、かごから出していっしょに遊ぶことも多いのだそう。ウニちゃんとコジくんが一緒に遊んでる姿を想像したら、ニヤニヤが止まらない……。

    「コジはすごいアクティブなので、部屋から出してあげると走り回っています。ただ、ウニは結構怖がりなので、コジと遊ぶことはあんまりですかね……」(T.Aさん)

    「でもコジは全然お構いなしに、ウニの周りをちょろちょろしているんです。怖いとか思わないのかな?」(A.Aさん)

    間近でハリネズミを見たこと自体はじめてだったのですが、かわいすぎる。尊すぎる。

    せっかくなので、ハリネズミと暮らしたい人はまず何からはじめたらいいのかもお聞きしちゃいました!

    「インスタでもそのような声を結構いただくんですよね。友達も2人くらい実際に飼いだした人もいて。

    もちろん今使ってるケージの種類とかを伝えたりはするんですけど、何よりもハリネズミは“におい”を覚える動物なので、自分が使ってるハンカチやタオルなどをケージに入れておくよう、まずは伝えています。

    僕もひとり暮らしのときは自分が使ってるハンカチをケージの中に入れて、ニオイを覚えてもらいましたね〜。でも、そしたらちゃんと懐いてくれたんです」(T.Aさん)

    「あと、温度管理はとっても大切です! 1回かなり寒い冬の日に固く冷たくなっちゃってたときがあって、すごく焦ったことがありました……。

    暖かくしてあげたら無事に動き出したんですけど、冬眠能力を持ってないのに冬眠しようとする“疑似冬眠”はとても危険な状態みたいなんです。だから温度管理だけは、何よりも気をつけてあげたらいいと思います」(T.Aさん)

    たくさんの靴を収納しておける玄関

    玄関を入って左手側にある戸を開くと、そこには収納スペースが!

    玄関を入ったときには全く気づきませんでしたが、玄関のすぐ側に靴をたくさん収納しておけるのはとても便利な作りだと感じます。

    「ここはシュークロークです。実はドアがダイニングとも繋がっていて、たま〜に使っています。なんでここと繋がっているのかは、あんまり自分たちでも意味が分かってないんですけどね」(T.Aさん)

    ソーラーパネルのある庭

    「庭も広くてお気に入りです。イケアで買ったテーブルとイスを置いてるんですけど、夜になったらプロジェクターとスクリーンも持ってきてのんびりしています」(A.Aさん)

    ちょっとしたアウトドア気分を味わうこともできそうです。庭ンピングってやつですかね。

    このガーデンライトはソーラーパネルと繋がっていて、暗くなったら勝手に電気が点くようになっています。晴れてる日は19時くらいに灯って、21時くらいに消えるくらいの発電量なので、結構ちょうどいい感じです」(T.Aさん)

    スイッチのオンオフを切り替える必要がなく、勝手に点いて勝手に消える照明。これもイケアで買ったんですって。

    日が落ちたあとの2時間限定リラックスタイム。もうちょっと1時間くらい欲しくなりそうだけど、そのくらいの長さだからこそ毎回特別感を感じられるのかもしれません。

    物が置かれていないベッドルーム

    次に案内してもらったのは、ベッドルーム。よく見ると全然物が置かれていませんが、これにも何か理由があるのでしょうか?

    「いやいや! リビングやダイニングは頑張って色々工夫したんですけど、寝室は特に何もしてないだけです。疲れちゃったのかな(笑)」(T.Aさん)

    「ここは寝るだけだし、ほぼリビングで過ごしてるからね〜」(A.Aさん)


    物がほとんどないけど、プロジェクターを持ってきたらプチ映画館に早変わり! リビング、庭、ベッドルームとプロジェクターは家中で大活躍ですね〜。

    「ドアを閉めたら壁に映せるようになるので、寝る前に色々観ています。横になれるので、これは結構落ち着いて観られますね」(T.Aさん)

    「私はいつも一瞬で寝ちゃうんですけど……」(A.Aさん)

    この部屋に決めた理由

    「アプリで物件を探していたときに、元々ここではない物件に関して問い合わせたんです。そこからメールで担当の方とやり取りをさせていただいたんですが、その方が実は高校の同級生で(笑)。

    その友達がここを紹介してくれて、実際見に来たときに一目惚れしました。カウンターキッチンもあったので、もう即決でしたよ!」(T.Aさん)

    まさかこのような形で10数年ぶりに同級生と再開するとは思わなかったそうですが、これもまたご縁。そうして他の部屋は見ずに、即決とは!

    「仕事は2人とも出社なので、お互いに10〜15分くらいで通える距離に職場があることも決め手のひとつでした」(A.Aさん)

    「武蔵小杉まですぐ行ける場所であれば割とどこでも行けるような感覚があったので、アクセスも困っていません。僕はこれまで東横線沿いでひとり暮らしをしていたんですけど、そこと比べてこの辺りは落ち着いた雰囲気があって安心するんですよね」(T.Aさん)

    お気に入りのアイテム

    デロンギのコーヒーメーカー

    「これは私の兄が結婚祝いに買ってくれたものです!」(A.Aさん)

    「いままでは頑張って手で挽いて淹れてたんですけど、これをいただいてからは全然手で挽かなくなっちゃって。でもハンドミルは置いておくだけでも雰囲気が出るので、いまはインテリアとして機能しています」(T.Aさん)

    イケアの照明


    「イケアの『JAKOBSBYN ヤーコブスビン』と、『RANARP ラーナルプ』です。電球やコードセットは別売りですが、1つ1つの価格がそこまで高くはないので重宝しています」(T.Aさん)

    部屋のスイッチやコンセント

    「アイテムとは少し違うかもしれませんが、部屋に元々付いていたスイッチやコンセントのデザインがとても好きなんです!」(T.Aさん)


    「はじめてここにきたとき、このスイッチとかコンセントに何よりも感銘を受けました(笑)」(A.Aさん)

    こんなミニマルなスイッチ、見たことありませんでした! グレーのコンセント、ここまでスタイリッシュだとコードを挿したくなくなりそう……。

    3COINS ドライヤースタンド

    洗面所にあった何やら長い棒、これは3COINSに売っていたドライヤーホルダーなるもの!

    スマホホルダーやタブレットホルダーはよく目にしますが、まさかドライヤー用なんて発売されていたとは。

    「私は髪の毛が長いので、髪を乾かすのが本当に嫌いで! いつもここにドライヤーを引っ掛けて、スマホいじりながら乾かしてます」(A.Aさん)

    暮らしのアイデア

    カーテンは自分で作る

    ベッドルームのカーテン

    「オーダーカーテンを作ろうとしたら、この大きさの窓で作ろうとすると8万円くらいするって言われたんですよね……。ニトリとかにお願いしようと思っても結構かかっちゃうみたいで。なのでプチプラの雑貨屋さんで大きめの布を4つ買って、それをアレンジしてカーテン代わりにしています」(T.Aさん)

    「5~6,000円で済んじゃうので、かなりお得ですよね。逆にちょっと切れ端くらいの方がかわいいかな?とも思って(笑)」(A.Aさん)

    このカーテンはどこのだろう?と思っていたら、まさか普通の布だったとは驚き。

    遮光性は全くないみたいですが、元々光がそこまで入らない部屋であればこんな風に自分で作ってみるのもよさそう!

    100均アイテムを駆使して手軽に模様替え


    「キッチンにはダイソーで買ったリメイクシートを使って、木製っぽさを出しています。台の部分は元々真っ白で石みたいな感じでしたが、これを貼ることで雰囲気ががらっと変わりました」(T.Aさん)

    これも言われるまで全然わかりませんでした。たしかに寄って見てみると、何かが貼ってある感じはしますが……。

    「剥がしやすいようにも作ってあるので、カッターがあれば誰でも気軽に貼れると思います。こういうアイテムがあれば賃貸でもちょっとしたリフォーム気分を味わえますよ」(T.Aさん)

    「他にも100均アイテムは、何かをリメイクしたりするときに使っています。ウニやコジのご飯セットも、全部100均アイテムで作りました。外箱も含め、オールダイソーです」(T.Aさん)

    100均アイテムこそ、どこでどう使うかが大事なんだなぁと。他にも、100均アイテムは基本的にアレンジして使うことが多いとのこと。

    カーテンホルダーが洗面所でも活躍


    「両面テープでカーテンホルダーを貼り付けて、コップ置きにしています。いい感じにコップを引っ掛けられるアイテムが見つからなかったので……」(A.Aさん)

    「実はこれ2代目なんです。元々フック部分が短いものしかなかったのですが、長めのやつを取り付けてみたらピッタリで!」(T.Aさん)

    洗面所を見せていただいたときにあまりにもカーテンホルダーがなじんでたので、元々付属していた物かと勘違いしちゃいました(笑)。

    残念なところ

    コンクリートの壁なので、冬は寒い

    「コンクリートの表面積が広いので、冬は結構寒いんです。

    もちろん暖房は付けるんですけど、備え付けの暖房だとなかなか暖まらないので……。本当に寒いときは直接熱を送ってくれる電気ストーブの方が重宝しています」(T.Aさん)

    「見た目的にも冷たい感じというか、ちょっと寒々しく見えるしね」(A.Aさん)

    1番気になるのは、コンクリート打ちっぱなしならではの悩み。ウニちゃん、コジくんのために温度管理を行うこともあって、冬になると結構気を使うのだとか。

    これからの暮らし

    「今後のことも考えて、家賃がもう少し安いところに引っ越しをしてお金を貯めようかとも話しています。

    ここよりもちょっと広い56㎡で、2DK。それでいて家賃8.7万円のとかのお部屋など、少し遠くに行くと全然あるんですよね。部屋によっては自分たちのセンスが問われるけど、そこをなんとかできれば毎月家賃が4~5万円安くなるって最高じゃないですか。

    やっぱり結婚をしたことと、自分達の職も変わっていったこと。少しずつライフイベントが落ち着き出した中で、今はそのように考えています」(T.Aさん)

    T.Aさんご夫婦のお部屋はスタイリッシュかつあたたかな雰囲気がありましたが、適度にプチプラアイテムを取り入れる“足し引きのさじ加減”もとっても印象的でした。

    ウニちゃんとコジくんも入れて、ふたりと2匹暮らし。ご結婚されてからの生活はまだ1年未満とのことですが、これからの暮らしがどのように変化していくのか楽しみです!

    Photographed by Kaoru Mochida

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