ギズモード・ジャパンより転載

頼りになる機能がまたひとつ増えました。

送風機であり、空気清浄機であり、加湿器である。そんな三位一体のDysonの空気清浄加湿器「Dyson Purifier Humidify+Cool 」シリーズがアップデートされました。

主な機能は2019年モデルからほぼ据え置きですが、気密性をさらに高めたことで、製品全体で微細な粒子を逃さず捉えられるよう改良されています。

そして上位モデルの「Dyson Purifier Humidify+Cool Formaldehyde」(ブロンズの方)はホルムアルデヒドの分解フィルターを備えました。これ、要注目です。

ホルムアルデヒドを捉えるのではなく、無害に分解する

Image: Dyson

新たに開発した「酸化分解触媒フィルター」によって、ホルムアルデヒドを分解。

そう、分解です。ホルムアルデヒド分子を捕まえるのではなく、触媒反応によってホルムアルデヒド分子が連続して分解され、ごく少量の水とCO2として空気中に放出。このため、目詰まりもせず、交換不要で半永久的にホルムアルデヒドを除去し続けられるとのこと。すげーな……。

たしかに最近の住宅って高気密・高断熱化で換気の頻度も減っています。さらに昨今は自宅で過ごす時間も増えました。こうなると、カビやホコリも出ていかないし、塗料や壁紙などに含まれるホルムアルデヒドなどの有害な物質も部屋の中にとどまってしまうわけです。

そこで、「Dyson Purifier Humidify+Cool Formaldehyde」の出番。

Image: Dyson

1.高性能フィルターで花粉、ハウスダスト、ウイルス、PM 0.1 レベルの微細な粒子をキャッチ

2.活性炭フィルターでは有害なガス・ニオイを除去

3.新しい「酸化分解触媒フィルター」で、ホルムアルデヒドも分解

4.なんと加湿もしてくれる!

5.おまけにディスプレイで空気質も可視化できちゃう!

と、汚れた空気絶対許さんマンとして、通年部屋の空気質を保ってくれるわけです。もうこいつ一人でいいんじゃないかな?

加湿機能もUV除菌で清潔です

Image: Dyson

ちなみに加湿機能も前モデル同様、UV除菌機能付き。

フィルターも殺菌効果のある銀繊維を採用する清潔仕様で、フィルターを洗えるお手入れ機能も引き続き備わっています。汚れた空気を撒き散らすわけにはいかん!といった徹底さを感じますねー。

Image: Dyson

このシリーズ、何がいいか?っていうと、空気清浄と送風機能と加湿が組み合わさっているので、部屋のすみずみまで清浄・加湿された空気を届けることができるんです。我が家、冬場は空気清浄機と加湿器とサーキュレーターをそれぞれ稼働させているんですけど、そうか、これなら1台で済むんですね…。省スペースだし効率的じゃないですか。

この送風機、空気清浄機、加湿器の1台3役な「Dyson Purifier Humidify+Cool」は直販価格で8万8000円。さらにホルムアルデヒドの分解機能が付いた「Dyson Purifier Humidify+Cool Formaldehyde」は直販価格で9万9000円。

お値段はそれなりにしますけど、これで室内の空気管理を一任できると考えると、家に居る時間が増えた昨今では、満足度も高い買い物になる気がするんですよね。

Source: Dyson

Text by 小暮ひさのり

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