Photographed by limol0324 ライフハッカー[日本版]より転載。

料理のレベルアップを図るなら、まずは包丁から。今使っているものでも切れ味十分、と考えている方も、クラウドファンディングサイトmachi-yaでプロジェクトを展開する「Ryda Knives」を知れば、包丁の奥深さが垣間見られるはずです。

スウェーデンのシェフ、Viktorさんが、理想の包丁を追い求めて開発したダマスカスナイフは、鋼から開発したとのまさに筋金入りの逸品。機能性だけじゃなく見た目の美しさも魅力的な包丁について、その特長をご紹介していきます。

余計な力抜きで食材に刃が入る


「Ryda Knives」は、切れ味、重さ、手の馴染みといった、使いやすさに影響する要素を理想に近づけた包丁です。食材にスッと刃が入り、野菜を極薄にカットすることも可能。スライサー替わりに使用できるほどです。

適度な重量があるので、包丁の重みを利用すれば余計な力は不要。ハンドルの形状を見るといかにも握りやすそうで、長時間キッチンに立つシェフが開発しただけのことはあります。

刀身とハンドルに一体感があるのも力がうまく伝わるためのポイント。料理の出来映えにプラスの影響を与えるんじゃないでしょうか。

芯材を独自開発して切れ味を追求


良く切れる包丁の条件として、鋼の硬度が重要です。「Ryda Knives」ではなんと、理想の硬度を得るために芯材用の鋼を独自開発しています。ST650粉末鋼は、硬度が62~63HRCと高いため、切れ味を長く保てるといいます。

芯材を軟鋼で挟むことで耐久性を高めているんですが、この部分の材料がステンレスダマスカス鋼。一般的なステンレスSUS304よりも耐食性の高いSUS316、そして更にハイグレードなSUS316lを採用しているので、錆にもめっぽう強いです。


熟練の職人が手掛け、特に研ぎ作業では4種類もの研ぎ機を使って仕上げているとのこだわりっぷり。このあたりも、料理を愛するシェフならではの発想です。

73層のダマスカス鋼の模様が美しい


美しい料理を作るには、やはり包丁も美しくあるべき。その点「Ryda Knives」は、73層のダマスカス鋼による独特の文様が効いてきます。三徳包丁刀身の凸凹もグッドデザイン。視覚的にも所有者を楽しませてくれます。


ナチュラルな印象のハンドルは、フランス産のオリーブ材。木目が美しく刀身とも調和がとれています。オリーブ材は見た目だけじゃなく、抗菌作用があって実用的。ハンドル先端に施された金属細工も素敵です。

3種類の包丁を展開中


今回展開中の包丁は3種類になります。西洋の万能包丁シェフナイフ(牛刀)は、オールマイティに使えて特に肉や魚を切る際に重宝します。

一方、三徳包丁は、刃幅があるため野菜の千切りがしやすいです。こちら日本でいう万能包丁なので、もちろん肉や魚にも対応できます。また、小ぶりなユーティリティナイフについては果物や野菜の皮むきが得意。繊細な料理やデコレーションなんかにも活用したいです。

「Ryda Knives」は、現在machi-yaにて支援を受け付けています。執筆時点では、3種類それぞれ超超早割30%OFFの支援コースが選択可能な状況。

シェフナイフが24,400円、三徳包丁も同様24,400円、ユーティリティナイフが12,500円(いずれも消費税・送料込み)となっています。2本セット、3本セットの支援コースも用意されているので、用途に応じてそちらもチェックしてみてください。

こんな包丁を求めていた、という方も多いはず。プロダクトについてのより詳しい解説が、以下のWebページにてご覧いただけます。

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