Photographed by KINGSBARREL
ライフハッカー[日本版]より転載。
ドイツのグルメと聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか? 恐らく多くの方がビールとソーセージを連想されたはず。やっぱり毎年9月から開催されるオクトーバーフェストのイメージが強いですよね。
しかし意外や意外。おいしいお酒はビールのみならず、まだまだ認知度は低いもののハイレベルなウイスキーの生産国として、注目を集め始めているそうです。
今回ご紹介するのは、ビール醸造所からスタートしたユニークな経歴を持つ「エゲンシュタインウイスキー蒸溜所」が手掛けるシングルモルト。
純度の高い地元の水と厳選素材が自慢のブランド「オールド・サンドヒルウイスキー」の魅力を紐解いていきます。
ビール作りの知見を活かしてウイスキーを製造
「エゲンシュタインウイスキー蒸溜所」は、ドイツの首都ベルリンから南西約70kmの都市バート・ベルツィヒに位置します。
先にお伝えしたように、もともとはドイツビールの醸造所でしたが、所長のウイスキー好きが高じて2012年からウイスキー蒸留所としての稼働をスタートしました。
現所長のティム(集合写真中央)
実は、製造プロセスには似通った部分が多いビールとウイスキー。もろみの製造と発酵にもとより十分な専門知識があったからこそ、短期間でおいしい銘柄を生み出せたのかもしれませんね。
おいしさの秘訣は樽と水にアリ!?
「オールド・サンドヒルウイスキー」というブランド名は、同蒸留所がある旧市街「Alter Sandberg(ドイツ語で古の砂の山)」が由来。歴史ある地名を英訳して名付けられました。
徹底の温度管理や発酵、蒸留を終えてから熟成に使用される樽は、ドイツ産のオークを使用した「ジャーマンオーク樽」やアメリカンオークの新樽など。
7年以上の時を経ることで樽の影響を色濃く受け、特別なシングルモルトウイスキーになります。中でも注目はタンニンが多く含まれる「ジャーマンオーク」樽で、ウイスキーにスパイシーかつパワフルな味わいを加えるそうです。
さらに、処理や洗浄が不要なほどの純度を誇る「ホーアー フレーミング自然公園」の水を使用していることも、特別なおいしさを生むポイントとして挙げられます。
やはり、お酒作りにキレイな水は欠かせない存在なんですね。
新作の無添加&オーガニックウイスキーに注目
オーガニック商品に対する関心と需要が高いことでも知られるドイツ。「エゲンシュタインウイスキー蒸溜所」は、新作のテーマとして“Bio”を掲げています。
“Bio”とは、農薬や科学薬品などを一切使わず、100%有機の原材料によって生産された無添加&オーガニックであることをドイツ(EU)で認定された商品の証です。
南ドイツのバイエルンから取り寄せた高品質のモルトをした自信作「ビオウイスキー」は、ジャーマンオークとアメリカンホワイトオークの新樽で5年以上熟成された銘柄。
マイルドなバニラオークのアロマの後、上質なフローラルハニー&オークウッドのノートが絡み合う奥深い風味、フィニッシュにはほのかに残るフルーティーなノートが楽しめるそうです。
ほか、ドイツ産オーク樽で7年以上熟成した力強い味わいが特長の「ジャーマンオーク」や、アメリカンホワイトオーク樽で7年以上熟成し、キャラメルとウッディなハーモニーが楽しめる「アメリカンオーク」などの銘柄もラインナップ。
新作の「ビオウイスキー」は一般販売予定価格から5,900円OFFの13,900円(消費税・送料込み)にて支援可能です。また、「オールド・サンドヒルウイスキー」の銘柄4種(各200ml)が楽しめるおトクな飲み比べセットなども用意されています。
詳細は下記リンク先ページをご覧ください。
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