この特許は実現してほしい!
Apple(アップル)は、ユーザーがポケットのスマホに触れることなく、セルフィーを撮ったり、Face IDを利用できる方法を探求しています。
スマートにカメラを組み込む
Appleの特許によれば、Apple Watchの将来的なモデルにはセルフィーカメラが搭載されるかもしれません。このカメラはウォッチフェイスの上部に位置し、ウォッチバンドを取り付ける「突起」に収められる予定で、Appleはセンサーを極力目立たないようにすることを目指していると見られています。
Appleが特許を出願しているデザインは、実装が確定ではない点に留意する必要がありますが、今後のAppleのウェアラブル製品の方向性を示す興味深いアイデアと言えそうです。この特許は、2022年8月に初めて提出され、3月23日に公開されました。
特許画像には、カメラがウォッチフェイスから45度の角度で下方に向けられ、ウォッチバンドに装着される様子が示されており、柔軟な回路を介してウォッチフェイスに接続されています。 ウォッチフェイスとの接続によってできる内部空間に水が入らないようにするためのカバーの記述も見られます。
iPhoneばりの画質をWatchでも
添付の図には、さまざまな絞り幅が示されており、カメラはなんと1200万画素の解像度で、1,440p、2K、または4Kのビデオを30フレーム/秒または60フレーム/秒で撮影できるスペックが提案されています。Appleは、スマートウォッチでiPhone 14並みの画質を提供するつもりのようです。
活用の幅はかなり広がる
今回の新しい特許は、ユーザーの顔をキャプチャするセルフィーに焦点を当てていますが、Appleの他の特許はカメラ機能に留まらず、顔認識や指紋認証、QRコードのスキャン、バイオメトリックモニタリング(生体・健康状態測定)と応用の幅は一気に広がります。 最近公開された特許では、Appleが健康やフィットネスに関連するアプリケーションのために、ユーザーの全身をスキャンしたいと考えていることが明らかになっています。
Apple Watch Ultraの登場は、より多くの機能にアクセスできるならば、大型のウォッチを受け入れるユーザーもいるということを示しています。Apple Watch シリーズ8では、ミニマルデザインの哲学とウォーターフォールエッジストリーク(Apple Watchのディスプレイが曲面の縁から流れ落ちるように見えるエッジ処理)が受け継がれています。新しい特許は、環境温度センサーや液体センサーなど、Apple Watchに導入されたさまざまなセンサーを保持することについても言及しています。
他社の動向は…
他社もスマートウォッチにセルフィーを搭載することを試みていますが、ほとんどのデザインは、ウォッチフェイスのエッジ部分を拡張してカメラセンサーを組み込む方式を取っています。Wristcamのスマートウォッチアクセサリーは、カメラをウォッチバンドに組み込むことで、デバイスの上に分厚いカメラを追加していますが、これはおそらくAppleが最新のデザインで理想としている姿とは真逆の形です。
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Kyle Barr – Gizmodo US[原文]( 宮城圭介 )