ウォーターサーバーはファミリー向けのイメージがありますが、一人暮らしでも使いやすいものがたくさんあります。

サーバーのサイズがコンパクトな卓上型や、省スペースで置ける床置き型、こだわりの採水地から届く天然水宅配型、水を買わずに水道水を使う浄水型など、さまざまなタイプのウォーターサーバーから、一人暮らし向けのものを厳選して紹介します。

選ぶときのポイントは次の4つを意識するとよいでしょう。

1.水へのこだわり
2.本体サイズ
3.水のボトルの種類
4.水の最低注文数とスキップサービス

今回は、アクアソムリエでウォーターサーバーにも詳しい鶴田雅人さんが、一人暮らし向けウォーターサーバーの必要性や選び方を解説。

また、編集部が人気商品から厳選したおすすめ一人暮らし向けウォーターサーバーをランキング形式で紹介します。

鶴田雅人さん
日本アクアソムリエ協会認定 アクアソムリエマイスター・公認講師。 水の味の違いに興味を持ち、国内外のミネラルウォーターを飲み比べている。 日本テレビ系列「月曜から夜ふかし」、 フジテレビ系列「99人の壁」など、メディアにも多数出演。
Twitter:https://twitter.com/aquasomme

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■ 目次

一人暮らし向けウォーターサーバーは必要?メリット・デメリット
一人暮らし向けウォーターサーバーの選び方

▼商品紹介▼
一人暮らし向けウォーターサーバーおすすめランキング8選

Q&A

一人暮らしにウォーターサーバーは必要?メリット・デメリット

Image: Shutterstock

ウォーターサーバーは、ファミリー向けのイメージがありますが、実は一人暮らしの狭いスペースに設置できる小型で使いやすいものがたくさんあります。

一人暮らしでウォーターサーバーを使うときのメリットは、いつでもおいしい水が飲めることです。しかも必要なときにすぐに冷たい水や熱々のお湯が使えます。温かい飲み物や料理などでお湯を使う人にも向いているでしょう。

いちいち水を買う必要がないので、買い物やゴミ捨ての手間も省けます。普段から頻繁にペットボトルの水を買って飲む人にはおすすめ。また、定期的に届く大量の水は、災害時の備蓄水としても使えるから安心です。

一方、デメリットというと、一人暮らしの場合、定期的に届く水を消費し切れるかという心配があります。ウォーターサーバーは、普段お水をあまり飲まない人には不向きでしょう。また、1本12Lくらいある水のボトルの交換も大変ですね。

<メリット>
・おいしい水がいつでも飲める
・冷水、温水がすぐにできる
・ペットボトルの水を買いに行かなくてよい
・ペットボトルのゴミが減る
・災害時の備蓄水にもなる

<デメリット>
・水を消費できない
・水のボトルの交換が大変


一人暮らし向けウォーターサーバーの選び方

一人暮らし向けウォーターサーバーを選ぶ際に必ずチェックすべきことは4つ。そのほかに、必要に応じてチェックしたほうがよいポイントがあります。

<必ずチェックすべき4つのポイント>
1.水へのこだわり
2.本体サイズ
3.水のボトルの種類
4.水の最低注文数とスキップサービス

<必要に応じてチェックすべきポイント>
5.費用
6.機能

1.水へのこだわり

ウォーターサーバーを選ぶ際には、まず自分がどのような水を飲みたいかを考えて、水の種類をチェックしましょう。

水の種類を大きく分けると「宅配型」と「浄水型」の2つ。「宅配型」には、「天然水」「RO水」「RO水+ミネラル」があり、定期的に水が宅配されます。「浄水型」は、水道水を浄水して使用します。

高価な順番に並べると、「天然水」(12Lは2500円くらい)>「RO水+ミネラル」>「RO水」(12Lは1500円くらい)>「水道水(浄水型)」の順。含まれているミネラルが多いほど、まろやかでおいしく感じやすい傾向があります。

・天然水
特定の水源から採取された原水を使い、沈殿やろ過、加熱殺菌以外の処理をしていないもの。原水としては、地下水、湧水、温泉水、井戸水などがある。天然のミネラル成分が多く含まれ、まろやかでおいしい味わいに感じられる。

各メーカーによって採水地は様々で、採水地によって天然水の硬度・ミネラル成分・味わいなどは異なる。HPに採水地を明記しているメーカーは水のおいしさにこだわっているので、サーバーを選ぶときにチェックしてみて。

・RO水
純水、ピュアウォーターとも言う。逆浸透膜(RO膜)と呼ばれる特殊フィルターで天然水や水道水をろ過した水のこと。1000万分の1㎜までの大きさの不純物が除去できる。しかし、不純物と同時にミネラル成分なども除去されてしまうため、水ならではの風味や旨みなども失われてしまう。安価で利用できるのがメリット。

・RO水+ミネラル
RO水にミネラルを添加した水のこと。天然水ほどミネラルが多く含まれていないが、その分安価に利用できる。

・浄水型(水道水)
水道水を使うため、水を買うコストが削減され、安価で利用できる。一般的に天然水ほどのおいしさは感じられない。浄水型はさらに、水道菅に直結するタイプと、水道水を手動で補充するタイプに分けられる。補充型は、工事が不要で使えるため賃貸でも気軽に利用でき、一人暮らしに向いているといえる。

2.本体サイズ


▲卓上型のウォーターサーバー

ウォーターサーバーの形状は、床置き型と卓上型があります。どちらもコンパクトな形状なものを選べば、一人暮らしの部屋にも無理なく置けます。コンパクトなもののサイズの目安はA4サイズの紙の大きさ(21cm×29.7cm)。ウォーターサーバーを買う前に部屋の中に紙を敷いてみてシミュレーションしてみるといいでしょう。

コンパクトな卓上型は床置きはできませんが、床置き型と比べて背丈が低く、場所をとらずに置きやすいメリットがあります。キッチンカウンターや棚やテーブルの上など、ウォーターサーバーを置く場所がある人なら、卓上がおすすめ。

3.水のボトルの種類

宅配型のウォーターサーバーで使われる水の容器は2種類あります。一人暮らし向けなのは、使い終わったらゴミとして捨てることができるワンウェイボトルです。使用後もボトルの保管場所が必要なリターナルボトルと比べて、圧倒的に省スペースで利用できます。浄水型は、使い終わっても廃棄しないボトルを使用します。

・ワンウェイボトル

Image: Amazon.co.jp

ペットボトルと同じプラスチック素材や厚手のビニールで作られており、外部の空気が入りにくい構造になっています。材質自体は柔らかいので、捨てる時にはコンパクトになります。

業者に回収されず、自分でゴミを捨てます。部屋にボトルを置くスペースを作らなくていいので、一人暮らし向きです。また、新しいボトルを毎回使うので衛生面が気になる方にもおすすめ。

・リターナブルボトル

Image: Amazon.co.jp

再利用が前提で作られているため、ゴミを出さずに使えるのがメリット。価格が安いのでコスパ重視の人にはおすすめ。

材質はかなり頑丈で劣化による破損の心配はありません。回収されるまで家で保管しないといけないのが難点。

4.水の最低注文数とスキップサービス

ウォーターサーバーの契約には、水の最低注文数に決まりがあります。契約後は毎月定期配送、という形で水が送られてきます。1カ月24L程度の場合が多いです。

一人暮らしの水の消費量は、1日コップ2杯程度の水を飲むなら1カ月12L、たくさん飲む方や料理にも使うなら24Lが目安ですので、消費し切れないと水は貯まっていくばかり。

そんなときには定期配送を一時的にストップできる「スキップサービス」が役立ちます。

しかし、スキップできる回数は限られているので、できるだけ水を貯めないように計画的に使いましょう。

また、メーカーによってはスキップできない場合や、休止手数料が取られる場合もあるため、出張や旅行などで長期間家を空ける予定がある人は、スキップの有無をチェックするのがおすすめ。

ちなみに、浄水型は水が配送されないため、スキップサービスはありません。

5.費用

一人暮らしでウォーターサーバーを導入するときは、月額料金(水の料金)だけでなく、違約金などにも注目するとよいでしょう。

・初期費用
サーバーの設置時の運搬・工事費用など、契約時に発生する費用のこと。ほとんどのメーカーでは「初期費用無料」としています。

・サーバーレンタル料
天然水やRO水の宅配型ウォーターサーバーのほとんどは無料の場合が多いですが、浄水型ウォーターサーバーの場合は、毎月定額でレンタル料が発生することが多いです。

・浄水フィルター代
毎月定額のサーバ―レンタル料に含まれることが多いです。

・水道代
東京都水道局によると、水道水の価格は1Lあたり0.24円が目安。1日8リットル、1ヵ月(30日)使用したとしても、約58円です。

・電気代
月1000円くらいが相場ですが、エコモード機能を搭載している機種は半額くらいになります。

・メンテナンス料金・送料
ほとんどのメーカーが無料の場合が多いです。

・違約金
浄水型ウォーターサーバーに限りませんが、ウォーターサーバーには2~3年の最低契約期間が設けられていることが多いです。この期間内に契約を終了したり、機種変更したりする場合は違約金が発生します。途中で解約する可能性がある場合は、チェックしておくとよいでしょう。

6.機能

ウォーターサーバーは、基本機能のほか、あると便利な機能がいろいろあります。機能の数が多いほど、利用料金が高くなるので、自分が本当に必要とする機能を見極めて利用してください。

一人暮らしではチャイルドロックなど安全機能はそれほど必要ありませんが、電気代を抑えられる「エコモード」や、お手入れの手間がない「衛生機能」はあると便利でしょう。

▼基本機能▼

温度切り替え 水を冷やす冷却器、温めるヒーターを内蔵し、冷水と温水が出る 安全機能 チャイルドロックなど誤作動防止の機能 水質保持機能 タンク内に空気が入らないようにし、衛生面を保つ

▼あると便利な機能▼

静音設計 作動音が静かな設計 ボタン操作 レバーを下に倒すと水が出てくる「コック式」とは異なり、ボタン操作で水を出せる エコモード(省エネ機能) 通常のウォーターサーバーに比べて電気代が30%~50%ほど節約できる 温度調整 赤ちゃんのミルク作りに最適な温度(70~75℃)やカップラーメンが作れる温度(85~90℃)などに設定できる 再加熱機能 タンク内にあるお湯を再加熱し、温度を一時的に高くする 衛生機能 サーバー内の水を循環させたり、熱や紫外線で殺菌したりして、サーバー内を清潔に保つ カフェ機能 コーヒーを淹れる機能 炭酸水機能 炭酸水を作る機能

一人暮らし向けウォーターサーバーおすすめランキング8選

ここからは一人暮らし向けウォーターサーバーのおすすめランキングをご紹介。人気の一人暮らし用ウォーターサーバーを厳選し、鶴田さんにお聞きした選び方のポイントを考慮し、費用・サイズ・使い勝手などを評価の基準として編集部がランク付けしました。

ランキング一覧表

順位 製品 月額費用 1位 amadana スタンダードサーバー/プレミアムウォーター 4,233円 2位 スリムサーバーⅢ(ショートタイプ)/プレミアムウォーター 4,233円 3位 スリムサーバーⅢ(ロングタイプ)/プレミアムウォーター 4,233円 4位 コスモウォーター smartプラス/コスモライフ 4,104円 5位 エブリィフレシャス・dewo mini/富士山の銘水 3,300円 6位 ハミングウォーター flows(フローズ)/コスモライフ 3,300円 7位 ワンウェイウォーター smart/ワンウェイウォーター 4,050円 8位 エブリィフレシャス・mini/富士山の銘水 3,300円

1位:amadana スタンダードサーバー/プレミアムウォーター



漆のような風合いのマットな色味がおしゃれなサーバー

スタイリッシュでインテリアに馴染むウォーターサーバーを探している人におすすめなのがこちら。ブラック、ホワイト、ブラウンの3色展開で、艶を消したマットな質感がおしゃれな雰囲気です。

サイズもコンパクトな卓上型で、インテリアの中で悪目立ちせずにウォーターサーバーをライフスタイルに取り入れることができます。

スリムサーバーⅢ(ロングタイプ)と同様に、日本全国複数の採水地より配送されるこだわりの天然水が楽しめます。基本的にお住まいの近くの採水地の水が送られてきますよ。

タイプ 宅配 水の種類 天然水 月額費用 4,233円 その他の費用 3,300円(初回登録事務手数料) 水の最低注文数 1カ月12L×2本(24L) 配送スキップ 可能 水の容器 ワンウェイボトル 水の容器の位置 上部 最低契約期間と違約金 2年未満で10,000円 本体サイズ 横27cm/奥33cm/高132.6cm 重さ 17.8kg タンクの容量 冷水=2.2L / 温水=2.0 電気代 1カ月1,060円 基本的機能以外の機能 静音機能、ボタン機能、エコモード、温度調整、衛生機能

2位:スリムサーバーⅢ(ショートタイプ)/プレミアムウォーター


※画像一番右:スリムサーバーⅢ(ショートタイプ)

コンパクトなのに、タンクの量はロングタイプと大差ない

A4用紙の幅で、高さが82.4cmとコンパクトな設計。ウォーターサーバーを置く場所がない人でも設置できます。スリムサーバーⅢのロングタイプと比べて、タンク容量が大差がないのも魅力。

冷水・温水のタンクの量はロングタイプとほぼ変わりないので、飲み水だけでなく料理などにもたっぷり使えます。電気代はロングタイプのほうがすこし安いですよ。

タイプ 宅配 水の種類 天然水 月額費用 4,233円(基本プラン) その他の費用 3,300円(初回登録事務手数料) 水の最低注文数 1カ月12L×2本(24L) 配送スキップ 可能 水の容器 ワンウェイボトル  水の容器の位置 上部 最低契約期間と違約金 2年未満で10,000円 本体サイズ 横27cm/奥36.6cm/高82.4cm 重さ 16.2kg タンクの容量 冷水=2.5L / 温水=1.35L 電気代 1カ月790円(エコモード630円) 基本的機能以外の機能 静音機能、ボタン機能、エコモード、温度調整、衛生機能

3位:スリムサーバーⅢ(ロングタイプ)/プレミアムウォーター


※画像右から2番目:スリムサーバーⅢ(ロングタイプ)

日本全国にこだわりの採水地を持つ、天然水のウォーターサーバー

天然水にこだわる人におすすめの床置きタイプのウォーターサーバー。北アルプス、奈良県吉野町、兵庫県朝来、富士吉田、島根県金城、南阿蘇、岐阜北方など、厳選された採水地から定期配送される、おいしい天然水が楽しめます。

ひとり暮らしにうれしい省スペース設計で、A4用紙分の幅があればキッチンやリビング、寝室などのちょっとしたすき間に設置できます。飲み終わった空ボトルは小さく畳んでゴミとして捨てられます。

“HPに天然水の産地が複数明記されているところは、ウォーターサーバーを利用する場所に近い地域から配送されていることが多いです”

タイプ 宅配 水の種類 天然水 月額費用 4,233円(基本プラン) その他の費用 3,300円(初回登録事務手数料) 水の最低注文数 1カ月12L×2本(24L) 配送スキップ 可能 水の容器 ワンウェイボトル  水の容器の位置 上部 最低契約期間と違約金 2年未満で10,000円 本体サイズ 横27cm/奥36.5cm/高127.6cm 重さ 19.2kg タンクの容量 冷水=2.5L / 温水=1.8L 電気代 1カ月630円(エコモード500円) 基本的機能以外の機能 静音機能、エコモード、温度調整、衛生機能

4位:コスモウォーター smartプラス/コスモライフ



A4サイズのすき間にピタッ!省スペース設定の天然水ウォーターサーバー

天然水にこだわる人におすすめの床置きタイプのウォーターサーバー。A4用紙分の幅があれば、キッチンやリビング、寝室などのちょっとしたすき間に設置できます。

ボトルは足元に設置できるので、腕力に自信のない人でも安心です。飲み終わった空ボトルは小さく畳んでゴミとして捨てられる省スペース設計。

5色のカラー展開でベーシックな白・黒のほかにピンクや木目調も。部屋のインテリアと合わせて選べます。

タイプ 宅配 水の種類 天然水 月額費用 4,104円 その他の費用 ―― 水の最低注文数 1カ月12L×2本(24L) 配送スキップ 可能 水の容器 ワンウェイボトル  水の容器の位置 足元 最低契約期間と違約金 2年未満で16,500円 本体サイズ 横30cm/奥34cm/高110cm 重さ 20kg タンクの容量 冷水=1.6L / 温水=1.25 電気代 1カ月900円(エコモード1カ月474円~) 基本的機能以外の機能 静音機能、ボタン機能、エコモード、温度調整、衛生機能

5位:エブリィフレシャス・dewo mini/富士山の銘水



卓上型業界最小!水も軽量なので交換もラクラク!

富士山麓のミネラル豊富な天然水が宅配で届く「フレシャス デュオミニ」は、業界最小サイズの卓上型ウォーターサーバー。キッチンカウンターやワゴン、スツールの上など、置く場所を選ばずに使えると評判です。

水の容器は交換が大変な従来の12Lガロンボトルではなく、女性でもセットしやすい超軽量の4.7L容量のワンウェイボトルを4つから注文可能。飲み終わったら、小さく畳んで不燃ごみとして捨てられます。

“天然水は産地の違いが味に大きく影響します。各メーカーのHPを見てみると、産地を明確にしているところほど、水のおいしさにこだわっていることがわかりますよ”

タイプ 宅配 水の種類 天然水 月額費用 3,996円~ その他の費用 サーバーレンタル料500円(初月無料) 水の最低注文数 1カ月4.7L×4本(18.8L) 配送スキップ 可能 水の容器 ワンウェイボトル 水の容器の位置 最低契約期間と違約金 2年未満で16,500円 本体サイズ 横25cm/奥29.5cm/高47cm 重さ 7.3kg タンクの容量 冷水=0.8L / 温水=0.9L 電気代 1カ月475円~ 基本的機能以外の機能 静音機能、ボタン機能、エコモード、温度調整、再加熱機能、衛生機能

6位:ハミングウォーター flows(フローズ)/コスモライフ

省スペースでインテリアに馴染む、床置きタイプの浄水型ウォータ―サーバー

水道水を補充して使う浄水型ウォーターサーバーなので、工事は不要。コンセントがあればすぐに使えます。電源コードは180cmと長めなので置く場所を選びません。コンパクトな床置きタイプで、色はシンプルな白、スタイリッシュな黒の2色展開です。

水道水を給水タンクに補充したら、常温水は約10分後、温水は約30分後、冷水は約60分後から使えます。温水を95度まで温める加熱機能も搭載。カップラーメンなどを作るときに便利です。

別売りの非常用電源ユニットがあれば、停電時も使えるので災害時の水確保にも役立ちます。

タイプ 浄水・水道水補充タイプ 水の種類 水道水 月額費用 3,300円 その他の費用 2,200円(サーバー出荷手数料) 水の最低注文数 ―― 配送スキップ ―― 水の容器 ―― 水の容器の位置 ―― 最低契約期間と違約金 2年未満で16,500円 本体サイズ 横26cm/奥33cm/高120cm 重さ 20kg タンクの容量 給水=4L / 冷水=1.5L / 温水=1.3L / 常温水=1.1L 電気代 エコモード1カ月475円~ 基本的機能以外の機能 静音機能、ボタン機能、エコモード、温度調整、衛生機能

7位:ワンウェイウォーター smart/ワンウェイウォーター



初期費用、配送料、メンテナンス料が無料

天然水とRO水+ミネラル、どちらか好きなほうが選べるウォーターサーバー。初期費用・サーバーレンタル・配送料・メンテナンス料は無料で、かかるのは水の料金だけ。

ただし、水はRO水+ミネラルなら月3本から、天然水なら月2本のしばりがあります。また、配送スキップができないことも考慮して契約するとよいでしょう。

タイプ 宅配 水の種類 天然水、RO水+ミネラル 月額費用 4,050円 その他の費用 ―― 水の最低注文数 RO水+ミネラル=12L1,350円・1カ月3本(36L)
天然水=12L2,052円:1カ月2本(24L) 配送スキップ 不可能 水の容器 ワンウェイボトル 水の容器の位置 足元 最低契約期間と違約金 2年未満で9,000円 本体サイズ 横30cm/奥34cm/高110cm 重さ 20kg タンクの容量 冷水=1.6L / 温水=1.25L 電気代 1カ月1,000円前後 基本的機能以外の機能 エコモード、温度調整、衛生機能

8位:エブリィフレシャス・mini/富士山の銘水



フレシャスミニデュオの補充型

フレシャスミニデュオを製造する「富士山の銘水」が出している浄水型ウォーターサーバー。使うたびに、水道水を貯水タンクに補充して、毎月定額で水をたくさん使えるお得なサーバーです。

卓上型ですが、大容量なので飲料水としてだけでなく、料理にも使いたい人におすすめ。搭載されている浄水カートリッジは、水道水に含まれる塩素など23種類の物質を除去します。カートリッジは6か月ごとに自動的に送られてきます。

タイプ 浄水・水道水補充 水の種類 水道水 月額費用 定額3,300円 その他の費用 ーー 水の最低注文数 ―― 配送スキップ ―― 水の容器 ―― 水の容器の位置 上部 最低契約期間と違約金 3年未満で11,000円 本体サイズ 横25cm/奥29.5cm/高47cm 重さ 8.3kg タンクの容量 貯水=3.3L/冷水=0.8L / 温水=0.9L 電気代 1日97円~ 基本的機能以外の機能 静音機能、ボタン機能、エコモード、温度調整、衛生機能

Q&A|一人暮らし向けウォーターサーバーで気になること

一人暮らし向けウォーターサーバーを試してみたいけど、まだ気になることも。設置方法やデメリットなどについて回答します。

Q1,ウォーターサーバーを置くスペースがない場合はどうすればいい?

スペースがない場合は、床置き型より卓上型を選んで。ウォーターサーバーの大きさや重さに適応できる安定したテーブルや棚があれば、その上に置いて使えます。水のボトルも交換しやすいため、女性の一人暮らしには卓上タイプのほうがおすすめです。

Q2,ウォーターサーバーの設置は自分でするの?

ウォーターサーバーをレンタルした場合、玄関までは配送してくれますが、家の中での設置は基本的には自分で行います。サーバーの種類にもよりますが、サーバー本体は10~20kgと重いので、可能であれば複数名で運ぶといいでしょう。メーカーによっては有料で家の中に設置してくれるサービスもあるので、不安な人は調べてみてください。

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取材・執筆協力:白鳥紀久子

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