キッチン家電は数あれど、コーヒーメーカーほど「買ってよかった!」という声が多く聞こえてくる家電もあまりない気がします(コーヒー好きに限り)。

かくいう私も、コーヒーメーカーを迎えたうちのひとり。

これまで愛用していたインスタントやハンドドリップから卒業して、毎日飲むコーヒーはもう少し経済的に、効率よく美味しく飲みたいと思うようになったからです。

Panasonicの人気コーヒーメーカー

Panasonic 「沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A57」 27,700円(税込)

2018年から発売され、改良を重ねながら現在も多くのコーヒーラバーに愛されているPanasonicの「沸騰浄水コーヒーメーカー」

豆の挽き・沸騰浄水・蒸らし・抽出・保温までをカバーし、ミルの自動洗浄までを担う頼もしい一台です。

中古で安く出品されていたことをきっかけに購入しましたが、口コミを見てもほとんどが高評価で、Panasonic製品への絶大な信頼も後押ししてわが家にお迎えすることにしました。

毎日使いたくなる便利さ

スイッチを押す前に、こちらでやる作業は主に4つ。

①タンクの線に従って水を入れる
②パーツを本体の定位置にセット
③ペーパーフィルター(市販のものでOK)をセット
④豆を豆容器に入れる

準備が完了したら、あとはスイッチを押すだけです。

「リッチ」「マイルド」「デカフェ」のほか、装着するフィルターで「中挽き」「粗挽き」もカスタムできます

「リッチorマイルドorデカフェ」「豆or粉」の2種類を選択したら自動で抽出がスタート。

ここまで慣れれば2分もかからないので、忙しい朝には圧倒的に便利。あとは洗濯物を回している間なんかに「ピーピー」と音がすればできあがり。

かなりのズボラ人間ですが、こちらは1ヶ月前にお迎えしてからほぼ毎日稼働させています。

ここからは、そんな私が「沸騰浄水コーヒーメーカー」を1ヶ月使ってわかった「よかったこと6つ」と、「よくなかったこと2つ」をご紹介。

パナソニック コーヒーメーカー 全自動 ミル付き 沸騰浄水機能 デカフェ豆コース搭載 670ml ブラック NC-A57-K 19,495 Amazonで見る 19,800 楽天で見る

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よかったこと6つ

①挽きたてのコーヒーを毎朝楽しめる!

まずはなんといってもこれでしょう。もちろん淹れ方も美味しさを左右すると思いますが、豆を挽いた後の鮮度の方が味に大きく影響するように思うので、スイッチひとつで挽きたてのコーヒーを楽しめるのは最高以外のなにものでもありません。

ハンドドリップでも一番めんどくさいのがこの“挽く”工程で、豆の粒度に気を使うほどの技量はないので、とにかく手っ取り早く済ませたい。

豆を挽くときはドライヤーくらい大きい音がしますが、電動ミルならこのくらいの音はしょうがないかな、というレベル。

また、沸騰させたお湯を活性炭フィルターに通すことでカルキを90%カットする仕組みになっているので、水道水でも美味しくなるのがうれしいところ。

左から:コーヒーメーカーで淹れるコーヒー、ハンドドリップで淹れるコーヒー

肝心の味については、豆からコーヒーメーカーで淹れたコーヒーと、豆を手挽きするところからハンドドリップで淹れたコーヒーを比べてみたところ、コーヒーメーカーで淹れた方がやや薄く感じました。

もちろんどちらも美味しいことに変わりはありませんが、がつんと濃いコーヒーが好きな私にとっては物足りなく感じることも。

とはいっても便利さを鑑みれば大した問題ではないので、豆の量を多くしたり水の量を少なくしたりして、その日の気分で調整しています。

②気持ちよく起きられるようになった

コーヒーの香りってどんなアロマよりもリラックスできるんですよね。

豆を挽く瞬間からコーヒーの香りが部屋全体に広がり、朝、コーヒーを淹れるたびにスイッチが入る感覚があります。

もうちょっと寝ていたい……ってときも、「コーヒーあるやん」と思えばルンルンで起きられるようになりました。

③パーツだけ買い換えられる

このコーヒーメーカー、水のカルキをカットしてくれる活性炭フィルターが付いていたり、サーバーの蓋に酸味を調整するミネラルフィルターが付いていたり、ちょっと特殊なパーツが多いんです。

中古で買うときに気になったのはそういったパーツの劣化だったのですが、Panasonicのオンラインストアでパーツのみの販売もしているので安心。

ちなみに「活性炭フィルター」は、約2年に一度の買い替えが推奨されています(1日1回使用した場合)。

④肌ツヤがよくなった(気がする)

コーヒーかすをオリーブオイルと混ぜればスクラブとして再利用できます。お風呂の排水溝が詰まるのが怖くてまだ使えていませんが…

なんとなく体に悪いイメージがあったコーヒー。

でも実は、適度な量のコーヒーは生活習慣病の予防やアンチエイジングにも繋がるなど、嬉しいことだらけだと知りました(飲み過ぎは禁物)。

豆をその都度挽いて飲む方が、粉で保存したものより鮮度が高く、この鮮度の高いものの方がコーヒーの持つ健康効果を損なわないのだそうです。

⑤キッチンのごちゃつきが解消された Before After

これは嬉しい誤算だったんですが、コーヒーメーカーを導入してから、ハンドドリップの道具やインスタントのコーヒーがキッチンでごちゃついていたのが一掃され、見た目がスッキリしました。

⑥デカフェが美味しい!

カフェインレスコーヒーを淹れるためのデカフェ豆専用コースも搭載。

デカフェ豆でもコクのあるコーヒーに仕上げてくれるのだそう。

飲んでみたところ、確かにかなり美味しい気がする……。

うれしくないこと

①洗い物がめんどくさい

活性炭フィルター

コーヒーメーカーの中で特別洗い物がめんどくさいかはわかりませんが、それなりにパーツは多いので相応にめんどくさいです。

ハンドドリップの場合はドリッパーとサーバーさえ洗えばよかったものが、今は4つのパーツを洗っています。(水タンクやメッシュフィルターは、たま〜に洗う程度)

とはいえフィルター搭載のパーツは水洗いが推奨されているので、それらは基本的にサッと水で洗うのみ。

パーツのみの購入もできるので、汚れてきたら買い替えればいいかなと割り切っています。

②存在感が強め

実物を見たとき、想像の1.5倍は大きいビジュアルにちょっと驚いてしまいました。

黒に統一されたシンプルなデザインだったらもっとよかったな〜と思います。

総評:買ってよかった!

小言も挟みましたが、「沸騰浄水コーヒーメーカー」をお迎えして1ヶ月、トータルでは大満足。

丁寧にハンドドリップしたコーヒーの美味しさにはかなわないけど、それは特別なものと思ってお休みの日や喫茶店でゆっくり味わえばいいかな。

日常にうれしい変化をもたらしてくれたコーヒーメーカー、これからも末長くよろしくね!

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