マック、ロッテリア、ケンタ、バーガーキングの「新作月見バーガー」食べ比べ！ 1位はまさかの卵じゃないヤツ…!?
今年もさまざまなバーガーチェーンから個性豊かなお月様が続々と登場して、そのどれもが話題を呼んでいます。
ROOMIEでも「2023月見バーガー大捜索Special」を企画。去年に引き続き、美味しくいただける範囲で食べ比べてみました！
食べてみるのは4店舗の6種類
とある平日の昼下がり、編集部の入ったオフィス近くのハンバーガーショップを巡ったのですが、人気で品切れになったバーガーもチラホラ……。
Uberにもお世話になりつつ、今年は4店舗6種類の月見バーガーを集めました。
この企画のためにお腹を空かしてきたので、楽しみだ！
今年は「定番モノ」をすこし外した、意外性のあるバーガーを多めにチョイス。
ここからはじめる食べ比べレビューが、みなさんのお気に入りを見つけるヒントになってくれたら嬉しいです。
まずはマックの新しい牛すき月見
マクドナルド 七味香る 牛すき月見 520円（税込）2023年のオープニング月見を飾るのは、マクドナルドの「七味香る 牛すき月見」。ノーマルの月見バーガーは美味しいことが確定しているので、新商品のみゲット。
今回はデザートとして「月見パイ」も購入してみました。
包みを開けた瞬間に、月を連想させるような黄色味がかった色のふんわりしたスチームバンズが食欲をそそりますね～。
断面はこのような感じ。蒸し焼きにした国産たまごに、パティ、スモークベーコン、チェダーチーズに濃厚なトマトクリーミーソースが重なります。
そこに、ピリッと七味がアクセントの牛すきフィリングが足された、贅沢感あふれるバーガーです。
口に運ぶと、まず七味の香りが口から鼻に抜ける！ 七味の香り高さに驚きつつその後には卵のプリッとした食感が。マックの月見はたまごのプリプリ感がたまりません。
去年の「こく旨 すき焼き月見」よりも甘みが増したように感じるすき焼きフィリングの旨味、パティの肉肉しさが合わさってとても重厚な味わいでした！
名前にある通り、七味の辛味よりも香りが際立ったバーガーなので、辛いのが苦手という人でも美味しく食べられると思いますよ。
ケンタの和風カツバーガーが月見に
KFC とろ～り月見チーズ和風カツバーガー 490円（税込）2つ目は、ケンタッキーの「とろ～り月見チーズ和風カツバーガー」をいただきます。
月見チーズフィレは去年いただいたので、今年はもうひとつの定番である和風カツバーガーの月見ver.をチョイス。
断面はこのような感じ。マックのプリッとしたたまごとは対照的に、切った瞬間からとろ～り溢れる目玉焼き風オムレツ。
甘辛いソースが絡まった国内産チキンカツの厚みも最高です。
食べてみると、ソースに絡まる目玉焼き風オムレツと特製のマヨソースが口の中で合わさって、どこか“お祭りっぽさ”を感じる味わいに。和風をこう解釈したか！と膝を打ちました
分厚いチキンカツはとても柔らかくて食べやすく、チーズのまろやかさ、千切りキャベツのシャキシャキ感もあって、意外にもあっさり食べられる月見バーガーでした！
ロッテリアから2つの新たな月見たち
お次はロッテリアの「半熟月見 和風エビバーガー」と「半熟月見 旨辛絶品チーズバーガー」をいただきます。
エビとたまごの相性はいかに？ ロッテリア「半熟月見 和風エビバーガー」550円（税込）まずは「半熟月見 和風エビバーガー」から。
包みを開けてまず感じるのは、タルタルのぎっしり感と和風しょうが醤油ソースの香り。しょうがの香りは結構強め。視覚からも嗅覚からも刺激してくるバーガーです。
断面はこのような感じ。切った瞬間から溢れるロッテリアオリジナル「特製タルタルソース」は、店舗で手混ぜして作っているそうですよ。
ズシリと重みを感じる……。
バクッと食べてみると、エビカツのサクサク＆プリプリ感、タルタルのシャキシャキ感が合わさって、食感は間違いなく一番面白い！
ジンジャーソースの香りもパワフルで、ガッツリ食べたい人にはオススメです。ただ、たまごの存在感が薄かったのはちょっと残念。なんたって月見、ですから。
この辛さ、ホンモノです！ ロッテリア「半熟月見 旨辛絶品チーズバーガー」590円（税込）そして、ロッテリアからもうひとつ「半熟月見 旨辛絶品チーズバーガー」もいただきます。
定番の絶品チーズバーガーが美味しいのは十分承知！ だからこそ旨辛月見の期待は高まりますね～。
もともとはタイのシーフード料理に使われていて、最近ではアメリカでも人気なシラチャーソースが「辛」の正体。
半熟タマゴに塗られたシラチャーソースのガーリック＆スパイシーな香りからは、エスニックの雰囲気がムンムン！
これ、しっかり辛い！ ピリ辛というよりは、しっかりした辛味が舌にビリッときます。
ですが、その後にくる本格派なパティの肉汁や、辛味をまろやかにしてくれる香りの良いチーズ、半熟たまごの中心から漏れ出る黄身のまろやかさが抜群にマッチして、とっても美味しい！
撮影を担当した編集部員はコレが一番のお気に入りに。辛いのが苦手な方は控えた方が良いと思いますが、好きな人なら夢中になっちゃうような味わいでした……。
バーキンは月見を独自解釈
今回のジョーカーは、なんといってもバーガーキング。今年も月見合戦には参戦しないのかな？と思っていたら……
卵じゃなくて“パイナップル”がいいじゃない！
「パイン ツキミバーガー」新発売！
直火焼きの100％ビーフの旨味にパインの甘みと酸味が食欲をそそる！
本格ソース『チポトレ・パイン ツキミバーガー』『テリヤキ・パイン ツキミバーガー』2種登場！
9/8(金)～
期間限定！#バーガーキング pic.twitter.com/zUg3iN3zC7
— バーガーキング・ジャパン (@BURGERKINGJAPAN) September 7, 2023
「卵じゃなくて“パイナップル”がいいじゃない！」 というコピーとともに登場したのは、意外性満載な「パイン ツキミバーガー」の「テリヤキ」「チポトレ」の2種類です。
パインとの相性はどうかな…？ バーガーキング「テリヤキ・パイン ツキミバーガー」540円（税込）まずは「テリヤキ・パイン ツキミバーガー」のまるっと入ったパインのインパクトよ！ 中心から覗く鮮やかなイエローの存在感はなかなかのもの。
恐る恐る食べてみると、まずバーキンのパティ特有の強烈な肉感と、甘すぎないテリヤキソースのしょっぱさ、スモーキーなベーコンの香りが脳へダイレクトに届きます。
そこに続いくかたちでパインのサクッとしたフレッシュな食感と爽やかな甘みが追いついてきて、これが予想外の一体感……。これ、好きです。
パインとテリヤキの甘さが喧嘩するんじゃないの？ と疑っていましたが、テリヤキの甘みが控えめなので問題なし。数ある月見バーガーのなかでも爽やかさはダントツだと思います。
こっちは南国の辛さだ！ バーガーキング「チポトレ・パイン ツキミバーガー」540円（税込）最後に、「チポトレ・パイン ツキミバーガー」をいただきます。赤みがかったソースとレタスの緑が美しいですね～。
ロッテリアの辛さを思い出しつつ、えいや！と口にしてみると……
こちらも大当たり！ スモークしたハラぺーニョを使った香辛料であるチポトレの魅力的な香りを立たせたソースと、甘みのあるパインの相性が抜群！
チポトレソースは辛すぎず、むしろベーコンとパティの味が際立つ気さえして、なんというか口の中で一瞬でバカンスになっちゃうような南国風月見バーガーって感じです。
酢豚のパインが苦手と言っていた編集部員もパクパク食べていたので、パインに抵抗がある人にもチャレンジしてもらいたい逸品！
気持ちが秋に切り替わる月見バーガーたち
「ROOMIE月見バーガー大捜索Special」と称してお腹の許す範囲で食べ比べてみましたが、今年は味覚と同じくらい嗅覚も攻めてくるバーガーが多かった印象を持ちました。
そのなかで個人的に一番気に入ったのは、最後に食べたバーガーキングの「チポトレ・パイン ツキミバーガー」。
たまごを使わない意外性と、食べたことなかったバーガー×パインの爽やかなペアリングにまんまとやられちゃいました。
ハワイの雰囲気を感じる爽やかな味は残暑の続く今年の秋にピッタリだったし、涼しくなってきた夜に友達と集まって、このバーガー片手にワイワイお酒を飲むのも楽しそう！
いつもの月見バーガーとはひと味違う刺激を体験したくなったら、今年はバーガーキングに足を運んでみてくださいね。
お腹はすでにパンパンでしたが、デザートにはお餅入りの「月見パイ」を楽しみました。
いままでにない月見の提案や、独自のサイドメニューも豊富に加わって、ますます盛り上がる今年の月見合戦。
ぜひ、みなさんも夏の思い出を振り返りながら、もしくは秋冬の予定を立てながら、個性豊かな「月見バーガー」たちを味わってみてください～。
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