ライフハッカー・ジャパンより転載:

私は、食材をマヨネーズと和えたものを「サラダ」と呼ぶのに、何のためらいもありません。実際、いつもベーコンとピクルスのサラダを食べていますが、ここ数年は、ツナサラダをつくっています。

マヨネーズのクリーミーな食感が嫌いではなく、1度ディジョン風のフレンチドレッシングで、サラダ・ニソワーズがおいしくできたので、それにハマっていました。

しかし驚いたことに、ツナサラダは、めんどうな手間もかからず、油分も少なく、すごく美味しくできることに気づきました。塩水をほんの少し入れるだけで、風味豊かなツナサラダになるのです。

決め手は「オリーブの漬け汁」

ツナは、少量のレモンと相性が抜群ですが、最近私はレモンを買い忘れたことがありました。冷蔵庫に食材があまり残っていないことに気づいたので、ツナとキャベツからなるコールスローのようなものをつくることにしました。

味付けせずにキャベツを生で食べることもできますが、それはなるべく避けたいところ。しかし、レモンの代わりになるのは、少しツンとした味になりそうな酢か、オリーブの漬かっていた塩水ぐらいでした。

そこで、どうせオリーブはツナに混ぜるので、オリーブの漬かっていた塩水を使ってみることに。食べられる味になればという期待はありましたが、パサパサしたつまらないツナサラダになるだろうなと思いました。

ところが、この食材の組み合わせがすばらしいものでした。

ツナの塩味とまろやかな酸味に、コールスローのザクザクとした食感が加わったのです。オリーブの漬かっていた汁が、生の千切りキャベツにすばらしい風味を加えていることに驚きました。

ちなみにオリーブの漬かっていた汁が入った瓶をパートナーに渡したら、ツナサラダの一番自然な食べ方かのように、突然そのオリーブの漬け汁をコールスローに加えていました。

どんな漬け汁でもおいしくなります。何かのピクルスを刻んでツナサラダに入れる場合は、そのピクルスの漬け汁がピッタリでしょう。何の漬け汁を使うかにもよりますが、そんなに多くは必要ありません。

まずはスプーン1杯を材料と和えて、味見をしてください。それから、お好みでさらに加えていきましょう。

酸っぱいディルのピクルスを刻んで、同じようにコールスロー・ツナサラダをつくった時は、ピクルスの漬け汁を大さじ1〜2杯和えました。こちらも、グリーンオリーブの漬け汁でつくった時と同じくらいおいしくできましたよ。

マヨネーズを使いたくない人や、マヨネーズの代わりになるものを探していた人にピッタリのレシピです。

下記のレシピでは、オリーブとその漬け汁を使っていますが、ピクルスやハラペーニョのピクルス(少し辛くなりますが)でも大丈夫です。

レシピ:マヨネーズを使わないツナサラダ

材料

・ ツナ缶 1個(約140グラム)※水や油を抜いたもの
・ ハラペーニョ入りオリーブの輪切り 4個 
・ 生のコールスロー・ミックス(キャベツ)1カップ
・ オリーブの漬け汁 大さじ1〜3杯

つくり方

(1)中くらいのボウルにツナを入れ、塊をほぐす。
(2)刻んだオリーブとコールスロー・ミックスを加える。
(3)オリーブの漬け汁も加え、材料すべてがよく混ざるまでかき混ぜる。

あとはお好きにパンなどを添えて完成です!

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