※こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。


Photographed by にしやまあやか

皮革製造メーカーの元には、さまざまな理由で売り物にできない革が、大量に眠っているそうです。

これまで日の目を浴びることのなかったデッドストックたちですが、その価値に気づき、新しいプロダクトへと生まれ変わらせるプロジェクトが着々と進行しています。最新作として、今回新たにmachi-yaに登場したのが「軽ふわレザートート」です。

特別にサンプルをお借りすることができましたので、実物に触れた感想をお伝えしたいと思います。気になるデッドストック革の状態もレビューしていきますよ。

シンプルを極めた革トート


日本の三大皮革産地に数えられる、兵庫県たつの市から「軽ふわレザートート」がやってきました。

同プロジェクトでは、デッドストックならではのリターンが用意されています。バッグのカラーをあえて指定せず、届いてからのお楽しみにできるのです。そんな中、今回お借りできたのは、おそらくブラウン。程よく渋味がある茶色で、これからやってくる秋冬の装いに、特にマッチしそうです。


バッグのデザインからは、「とことん計算されたシンプルさ」を感じました。

縁の切りっぱなし感や、軽量化のためにあえて裏地をつけない処理、贅沢な1枚革仕上げなどが、静かにデザインとして効果を発揮しています。程よいラフさもありながらきちんと感も演出されていて、シーンを選ばず使えそうです。


実用性も優れています。内側に2つのポケットがあり、スマホや小物はここに収納すればOK。もうバッグの奥底で迷子になることもありません。

革でもこんなにコンパクトにできるんだ


軽さと柔らかさが「軽ふわレザートート」の特長。それをよく表しているのが、コンパクトに折り畳めてしまうところです。


横に広げたバッグを3つ折りにし、更に縦に2つ折りすると、スマホ2個分くらいの幅になりました。厚みを考えても、財布やペンケースなど、持ち運び機会の多い荷物くらいのサイズ感ですから、セカンドバッグとして持ち歩くにも良さそうです。


ポリエステル製のエコバックを取り出すことに少々抵抗を感じる場面ってありますよね。

その点このトートなら、どんな場所でも違和感なく取り出せそう。革ですから、強度は言うまでもありません。急な荷物の増加に対応してくれる心強い相棒になってくれると思います。

革を救ってくれてありがとう…!


それにしても、こんなにキレイな革が使い道のないデッドストックだったなんて信じられません。キズやシワがあると聞いていましたが、言われてみればあるかも? くらいの軽微なものばかりでした。これも動物が生きた証と思えば愛着が湧いてきます。

今まで当たり前のように手にしていた革製品はどれだけ選別されたものだったのだろうかと考えさせられました。個人的には、デッドストックで十分。むしろその方が個性があって良いかもと思ってしまったほど。こうして世に送り出してくれてありがとう…! という気持ちです。

Machi-yaのプロジェクトページでは、「軽ふわレザートート」について、より詳しく紹介されています。下記のリンクから、ページを覗いてみてくださいね。

デッドストック革を愛着の湧くモノへ。1枚革を贅沢に楽しむレザートートバッグ 11,432 早割 15%OFF machi-yaで見る

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