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FUJI GATEWAYの「手ぶらキャンプ」がウハウハだった話。ギアもウェアもバイクも試せて樹海探検までできちゃった…!【体験レポート】
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FUJI GATEWAYの「手ぶらキャンプ」がウハウハだった話。ギアもウェアもバイクも試せて樹海探検までできちゃった…!【体験レポート】

2023-10-28 09:00
    この秋、キャンプにトライしたいけれど、道具を揃えるのはかなり面倒……。

    そんな人にオススメの、手ぶらで楽しめるジャンプ場「FUJIGATEWAY」が山梨県の富士山麓に、このたびリニューアルオープン! プレスツアーに参加してきたのでレポートしたいと思います。

    結論から言うと……テントはもちろん、さまざまなアウトドアギアをプラン料金内であれこれ使えて、ガジェット好きとしてはトキメキっぱなしでした。

    アミューズ、ビームス、富士観光開発が共同プロデュースした「FUJI GATEWAY」

    インバウンドで山梨人気が急上昇中。河口湖行きの高速バスの予約は早めがオススメですよ

    今回訪れたのは、体験型アドベンチャー施設「FUJI GATEWAY(フジ ゲートウェイ)」。ユネスコの世界文化遺産に登録され10周年目を迎える富士山(富士北麓)を舞台に、キャンプやオリジナルツアーを満喫できる注目スポットです!

    電車の最寄り駅は河口湖駅。高速バスなら東京・新宿バスタから約105分とアクセスの良さも魅力的。金~日曜限定で河口湖駅からは無料シャトルバスも運行しています。

    初心者に最適!手ぶらで気軽にキャンプができるぞ

    一面に芝生が広がる「FUJI GATEWAY」の「CAMP FIELD」へ到着すると、すでに筆者たちのテントがはられていました。

    今回利用したのは「FUJI GATEWAY 『吉田の火祭り』特別ディナー付き 富士道体験クルーズ&手ぶらキャンプ特別宿泊プラン」で、1名あたり50,000円(税込・2名以上のお申込み)。

    手ぶらキャンププランは、用意入らず。レンタルのキャンプギア一式がプランの中に入っています。着替えや化粧水、歯磨きセットといったアイテム以外は、何も持参せずにOK。

    「CAMP FIELD」にある薪置場と、炊事場

    敷地内には「FG KITCHEN」や「FG coffee」といったレストランやカフェが併設されていますが、料理をしたい人は食材と食器を持参しましょう。

    GATEWAYこだわりの焚き火用の薪(山梨県内産)はなんと使い放題という太っ腹ぶりです。

    近くの入浴施設の入泉券付きなので、富士山麓のアドベンチャーツアーでどろんこになっても安心です(なお、2023年9月末からは施設内にシャワー設備がオープンし、より便利になっています!)。

    もはや、アウトドア用品の試用目的で訪れたい!

    スノーピーク「アメニティドームL」64,900円(税込)※奥のテント

    今回のプランの料金内で使い倒せるギアの充実っぷりに感動したので、いくつか紹介させてください!

    テントは、スノーピークの3~4名用。入門用テントとして圧倒的な人気を誇る、ベストセラーのエントリーモデル。タープを組み合わせることで、開放感のあるリビングスペースが生まれ、快適でした。

    キャンプの醍醐味といえば、焚き火!

    キャンパーなら誰もが知っているスノーピークの名作「焚火台セットL」に、使い放題の薪木をくべて楽しめます。揺れる炎を眺めていると、ついつい人生を語り合いたくなっちゃうのはいったい何故〜!?

    近隣の入浴施設でひとっ風呂浴びて戻ってきた頃には、周囲は真っ暗。

    ランタンの灯りを頼りに寝支度を整え、シェラフに潜り込みました。お手洗いに行きたくなったら、「CAMP FIELD」内にあるトイレを利用OK。なんとウォシュレット付き……! ランタンを片手に足元に気をつけながら向かいましょう。

    「ハイスペ電動アシスト付き自転車」で富士登山道を駆け抜ける

    電動自転車は「SUPER73」 (現在、写真の旧式は販売終了)

    「FUJI GATEWAY」では富士山麓を知り尽くしたガイドが案内する「FUJI GATEWAY CRUISE CLUB」にも参加可能。

    今回は「富士道体験クルーズ」にジョイン。

    富士道体験クルーズ。サイドに広がるのは、約1,000 年前の富士山の噴火から生まれた森林

    まずは約2時間におよぶ「富士道体験クルーズ」へ出発。

    江戸時代から使われていた「富士吉田登山道」に並行した道路を、クルーズガイド・岩ちゃんの説明を聞きながら電動アシスト付き自転車で駆け抜けます。

    とにかく、この南カリフォルニア発・電動アシスト付き自転車がゴツくてオールブラックで、爆イケでした……!

    もちろんビジュアルだけじゃなく機能性も抜群。

    富士山道の上り坂もなんのその! パワフルなアシストで、自転車というより、もはやバイク……と思ってしまいました。自力で気合を入れて漕がなくていい分、森の自然を深呼吸しながら満喫できました。

    これは一家に一台ほしい〜!

    と感動しましたが、あと少し頑張れば軽自動車が買えちゃいそうなお値段なのでそうそう手は出せません。だからこそ、今回のクルーズで思う存分乗り回せて、とてもエキサイティングでした。

    ゴアテックスのおかげで雨も気持ちいい〜!

    本アドベンチャーツアーのゴールは登山道の途中にある馬返の山小屋。到着前に、天気予報どおり雨に降られてしまいました。

    が、クルーズ参加者向けに用意されていたゴアテックス(GORE-TEX)素材のレインウェア上下とバックパックに助けられました!

    OUTDOOR RESERCH「Men’s Foray II Jacket」 31,900円(税込)

    すかさずOUTDOOR RESERCHのレインウェア上下をリュックから取り出し、道中で身にまとってツアー続行。速乾性があり、肌に貼りつかない素材感はさすがゴアテックス。

    OUTDOOR RESERCH「Women’s Aspire Pants」25,300 (税込)

    パンツは足元からジッパーを大きく開けられるので、既に履いているズボンの上から装着が可能。

    Arc’teryx「アロー 22 バックパック」33,000円 (税込)

    アークテリクス(Arc’teryx)のバックパックは人間工学に基づいたスリム設計で、軽量。背中にフィットして背負心地は抜群。撥水加工で突然の雨でもへっちゃらでした。

    ゴールの「馬返の山小屋」

    高性能のレインウェアさえあれば、急な雨ですらとっておきのアトラクションになるのだな〜と、目から鱗の発見でした。

    「富士道体験クルーズ」のあとは、レストラン「KONOHA」で、「吉田の火祭り 特別ディナー」をいただきました。

    「甲州ワインビーフ 甲州赤ワインソース」

    「ローズゼラニウム 桃 アブラチャン」

    地産地消の食材を贅沢に使った5品+地元のワインやクラフトビールのフリーフローを満喫。

    お腹が満たされたらバスで移動し、400年以上昔から脈々と受け継がれてきた「吉田の火祭り」へ。

    年に一度の富士山の鎮火祭であり、秋の訪れを告げる山仕舞の祭りでもある「吉田の火祭り」

    3mの松明をお焚き上げし、富士山の神様に祈りを捧げます

    いたるところで力強く燃え上がる炎を眺めながら、富士山への畏怖と尊敬の念をより強くした、忘れられない夜となりました。

    2日目は、富士山の手つかずの大自然をハイキング!

    「OUTDOOR SHOP」

    テントで夜を過ごし、開けて2日目。

    朝食後は富士山の裾野に広がる樹海を徒歩で探検する「富士道 Re-Birth ハイククルーズ」に参戦です!

    まずは、「FUJI GATEWAY」内にある「OUTDOOR SHOP」で、オーバーオールとシャツをレンタル(レンタル代はクルーズの料金に含む)。

    編集担当Yは茶色のオーバーオール×デニムシャツをセレクト

    筆者mogmogは茶色のオーバーオール×チェック柄の赤シャツにしました

    まるでユニフォームのように、参加者の間で一体感が芽生えた気がしました。

    今回もガイド・岩ちゃんから、富士山が噴火によって誕生した歴史や、富士山麓のユニークな地形・植物、腐葉土の特徴などを学びながら、2時間ほど森の中を歩き回ります。

    この2,000年間で4回噴火したと言われている富士山。まるで大きな濾過装置のような構造をしており、降った雨は30年かけ湧水となり裾野に湧き出しているそう。

    そんな富士山トリビアがてんこ盛りで大変興味深かったです。

    この穴は一体? え、中に入っちゃうの!?

    こちらの穴は、富士山麓の森にあまた存在する「樹型(じゅけい)」。

    「噴火で流れ出た溶岩が、そこに生えていた樹木を飲み込み、樹木が燃焼してなくって穴だけが残ったもの」だそう。江戸時代には富士山を目指す登山者たちが、まずはこの「樹型」に入って身を清めたと伝わる神聖な場所です。

    まさかのハードモードも何のそのな編集担当Y

    入り口を見学するだけかと思いきや、なんと中を探検する流れに。

    深さ約20m。クルーズ冒頭でヘルメットを渡された理由をこのとき初めて理解したのです(笑)。

    「富士山の樹海では方位磁石が効かない」と巷(ちまた)で噂されている理由を、岩ちゃんが教えてくれました。その内容はぜひクルーズに参加して確認してほしいのですが、実際は樹海でも方位磁針は問題なく利用できるそう。

    最後は各自に予め配られていた方位磁石の使い方を教わり、自力で樹海から抜け出ることに(もちろん置き去りにはされないのでご安心を)!

    レストランで気持ちのいい朝食

    朝食(料金は「手ぶらラクラク!プラン」に含む)

    「FUJI GATEWAY」には、飲食やお土産購入ができる「CLUB HOUSE」もあり、今回のプランの朝食はこちらでした。

    店内ベーカリーで購入できるクロワッサンや卵のほか、たっぷり野菜やヨーグルトなど地元産の食材に彩られたプレートで朝から活力が湧いてきました。

    店内にはカップやソーサーなどのオリジナルアイテムや、山梨県のご当地グルメ、クラフトビールなど幅広い種類の品々が販売されています。とっておきのひと品を見つけてみて。

    2日目は朝から天候に恵まれて、悠然たる富士山をパシャリ

    リニューアルした「FUJI GATEWAY」。キャンプ初心者も、ギア好きも、少年少女の心に返って楽しめる素敵な場所でした!

    FUJI GATEWAY 
    住所:山梨県南都留郡富士河口湖町船津字剣丸尾6663-1
    レセプション営業時間:9:00〜17:00
    定休日:毎週水曜日、木曜日(詳しくは公式サイトを要確認。)
    公式サイト https://fuji-gateway.com/
    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2023/10/1085558/
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