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登山初心者も大満足。「山に行きたすぎる」を解消するために、ROOMIE編集部で登山チャレンジをしてきたよ
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登山初心者も大満足。「山に行きたすぎる」を解消するために、ROOMIE編集部で登山チャレンジをしてきたよ

2023-11-14 13:30
    3年前くらいから登山やキャンプにハマり始めたのですが、今年はなんだかんだバタバタしていて1回も山に行けていませんでした。もうとにかく自然を摂取したくて、ROOMIEの編集会議でも「山に行きたすぎてやばいんです」って何回か言っていた記憶があります。

    なんとか時間作ってでも山に行きたいな……と思っていたこの頃。そんな僕を見かねたROOMIE編集部員・マツザキから「編集部で山に行きませんか!?」と提案が。ありがたすぎるお話に感謝しながら、実際に編集部員4名で山に登ってきましたよ。

    ▼目次
    いざ、神奈川県の「大山」へ
    まずは大山阿夫利神社に到着
    階段と岩場をゆっくり進んでいくぞ!
    山頂に到着したら……
    “無事かえる”

    神奈川県の「大山」へ

    今回向かったのは、神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市境にある大山(おおやま)。標高は1,252mですが、途中まではケーブルカーを使って登ることができるため、普段あまり山に行かない方でも比較的登りやすい山となっています。

    また、紅葉シーズンはライトアップも行われる(今年は11月18日~11月26日)ので、観光目的で足を運ぶにもぴったりの山です!

    この時点で空気が澄んでいて、最高……。

    朝8:40に小田急小田原線・伊勢原駅に集合したら、バスに乗って「大山ケーブル」まで向かいます。ちなみに車で来る場合は「大山ケーブル」付近にいくつか駐車場があるので、平日ならほぼ確実に停められますよ。

    左から:浅田、高橋、マツザキ。なんと、3人とも登山はほぼ未経験!

    ケーブルカーの駅に向かうため、「こま参道」という道を15~20分ほど歩きます。参道沿いにはおみやげ屋さんやお食事処など、雰囲気のあるお店が20軒ほど並んでいるため、「このお店素敵だね〜」なんて話をしながら歩くとあっという間です。

    ただ、階段が多いので、正直大変……(笑)。もはやここから登山は始まっています。

    ひ〜ひ〜言いながらも、なんとか「大山ケーブル駅」に到着。ここから山の中腹にある「大山阿夫利神社」までケーブルカーでひとっ飛び!

    まだ紅葉には早いシーズンでしたが、ケーブルカーの中から野生の鹿が見えて驚きました(写真に収められなくて悔しい)。

    大山阿夫利神社へ

    ケーブルカーを降りたら、神社に向かってもうちょっと歩きます。
    神社手前の広場。飲食店が多く、お昼ご飯を済ませたりゆっくり休憩することも可能です。写真左側には大山名物“ルーメソ”が。
    大山阿夫利神社へ到着。

    2200年以上前の崇神天皇の頃に創建された大山阿夫利神社。別名「あめふり山」とも呼ばれ、雨乞いや五穀豊穣の祈願の対象だったと言われています。

    また、大山阿夫利神社の御祭神は富士山の御祭神である「木花咲耶姫」の父君に当たることから、大山と富士山の両山をお参りする「両詣り」も盛んに行われたんですって。いつか富士山にも登ってみたいものです。

    初めてだと見逃しちゃいそうな細い入り口……!

    僕は大山に登るのが3回目。大山阿夫利神社に来たら必ず立ち寄るのが、本殿の下にある「神泉」です。

    ちなみにROOMIEを運営するメディアジーン社の東京オフィスは「神泉駅」にあります。なんだかご縁を感じちゃいますね。

    中に入ると、大山名水を汲むことができます。水を汲むためのペットボトルはすぐ近くで購入できるので、水筒などを持っていなくとも安心。

    この水、とにかく柔らかいうえ適度にひんやりしていて、めちゃくちゃおいしいんですよね……。ひと口飲んだだけで、体にスーッと染み込んでいくような感覚があります。

    水分を調達して、準備万端!

    山頂へ向かうための登山道は、大きな看板が目印です。楽な道のりではありませんが、4人で力を合わせていざ出陣。

    階段と岩場を進む

    拝殿の左側には、大山に登山をするために身を清める入山祓所があります。その奥の登拝門から山頂アタックがスタートです。

    山頂までは登拝門を一丁目として、山頂の二十八丁目までの丁石が並んでおり、登山の目印となっています。

    普段運動することが少ないというマツザキの悲鳴が聞こえてくる。

    山頂に向けて、まず待ち受けていたのは100段以上の急な石段。登り慣れていたとしても、手すりを使わないことには危険を感じるエリアです。

    持ってくるのを忘れてしまいましたが、間違いなく手袋があった方が安心……!

    道中は岩場も多いため、一歩一歩安全に。転ばないよう気をつけて進んでいきます。

    自然豊かなところが大好きとのことで、足を進めるほど元気になっていく高橋。本格的な登山にチャレンジしたことはないそうですが、足取りの軽さに驚きました!

    樹齢5~600年と言われる、夫婦杉。
    季節ごとに表情を変える草花。
    10月中旬でしたが、紅葉が少しずつ始まっていました。

    山頂までひたすら足を進める中で、山の表情に思いを馳せるのも特別な時間。

    スマホやパソコンから離れてデジタルデトックスできるのも、登山の魅力ですね。

    ただ、体を動かすとくたびれるので、こまめな休憩はマスト。いくら涼しい季節とはいえ、直射日光が当たると暑い……。

    水分補給したり、ちょっとしたおやつを食べたりして、無理せず足を進めていきます。

    休憩を挟みつつ登る道中。山頂に近づくにつれて、だんだん空が開けてきました。山頂までもうちょっと。

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    大山、登頂

    1,252mの山頂に到着しました。山頂に到着した瞬間の達成感は、本当に格別。まだ下りが残っていますが、まずは誰も怪我することなく登頂できてひと安心です。

    そして、お待ちかねの登山メシ! 山頂にある売店でご飯を食べるのもアリですが、今回はそれぞれ事前に用意した食材でホットサンドを作りました。

    事前に話し合っていたにもかかわらず具材の調達を忘れてしまい、浅田に食材を分けてもらいました。感謝!

    ピザソースにマスタード、ソーセージにピーマン。焼く前から分かる“間違いなくおいしい”やつですよね。

    上手に焼けました〜。くたびれた体にピザ風ホットサンドが染み渡ります。山頂で食べるご飯は、いつもの倍おいしい!

    ひと口食べ進めるごとに体が回復していく……。

    阿夫利神社で汲んだ水を使って淹れたホットコーヒーも一緒に。ウマい。

    ご飯を食べて体が回復したら、美しい景色を眺めてしばし休憩。

    山頂からは伊勢原・厚木駅周辺や相模湾を見渡せるので、「あれ江ノ島だ〜!」なんて言いながら、ぼけーっとしていました。

    山頂にいる時間はたった1時間ほどだけれど、この時間はとても特別。自分たちの足で登ってきたからこそ味わえる、ご褒美の時間です。

    安全に下山して、帰宅

    「無事にかえる」までが登山。

    下山時も一歩ずつ足を進め、無事にケーブルカーの駅まで帰り着きました。登山に慣れていない人も多かったため、誰も怪我することなく下山できて何より。

    また、ひょんなことから「週1で大山に登っている」という登山者の方と一緒に下山させていただいたのですが、山を通じて人と繋がることができるのも登山の醍醐味だと改めて感じました。お互い名前を知らなくたって、なぜだか会話が弾んでしまうあの感じ。とても不思議です。

    冒頭で紹介した通り、11月18日~11月26日は紅葉ライトアップが行われるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

    体の疲労は凄まじいけれど、心は元気一杯。「次はどんな山に行きましょうか」なんて話で盛り上がりながら、各々帰路についたのでした。

    早くまた登山に行ける日が来ることを願って、明日からもまた仕事を頑張ります!

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